美容師アシスタントを辞めたい!乗り越え方&辞める前の注意点

こんにちは美容師おりくまです。

美容師アシスタントから美容師スタイリストになるまでは2年~3年ほどかかります。

下積み期間が長く労働環境も過酷で1年未満で50%が辞めてしまうほど離職率が高い職業です。

そこで今回は美容師アシスタントで辛いと思う理由を取り上げて乗り越え方をアドバイスします。

※もう限界!今すぐ辞めたい 美容師を辞めたいけど辞め方や転職について詳しく知りたい方は【美容師の92%が辞める理由】辞める前の注意点&退職手続き【美容師からの転職成功術あり】

美容師アシスタントの仕事を辞めたい

掃除や雑用ばかりで辛い

開店前は床を掃いたり、鏡磨き、トイレ掃除と大忙し。

営業中も掃除や洗濯と雑用ばかり。美容師の仕事に憧れが強いほどギャップを感じ辛いと感じるかも知れません。

ですが掃除のきめ細やかさは美容師の仕事にとても大事な要素です。お客様の不愉快に気付けることは接客業においてとても大事だからです。

神は細部に宿るという言葉をご存じでしょうか?

「細部にこだわることが全体の完成度を高める」という意味です。

カット1パネルを適当に切ればスタイルが崩れます。

同様に「掃除」という小さな取り組みを腐らずすることがあなたの美容師としての資質や周囲からの評価を高めます。

お客様は細部の汚れに気づいているものです。私も以前「トイレがとてもきれいね!誰が掃除したの?」と褒められたことがありました。

腐らずに頑張って下さい。

上司に叱られてばかりで辛い

美容師の仕事はお客様の容姿に直結するため厳しく指導されるのはやむを得ません。

しかし上司から叱責され続けると自信が持てなくなり仕事を続ける意欲も無くなってしまいます。

上司から叱られることが多い場合は以下の点を再度意識してみましょう。

  1. ホウレンソウ(報告・連絡・相談)
  2. 素直さ
  3. 積極性

ホウレンソウとは

  • 指示された仕事の結果や経過を「報告」
  • 自己判断せず「相談」すること
  • 情報共有(連絡)すること

です。

これらを再度意識することでお客様トラブル・クレームを未然に防ぎましょう。

またアシスタント時代は技術を教わる側ですから「素直」であることはとても大事です。

入社して数か月はホウレンソウ・1年目になる頃はホウレンソウから「カクレンボウ」を意識しましょう。

確認・連絡・報告です。連絡・報告は同じですが「相談⇒確認」が違う点です。

分からない点をすぐ相談するのではなく「私はこう思いますがよろしいでしょうか?」と積極性・主体性を身に付けましょう。

パワハラが辛い

美容師アシスタントでパワハラやいじめに悩む人も少なくありません。

パワハラやいじめから逃れるために働く環境を変えましょう。

美容師が好きなら他美容室に転職しても良いですし美容師を辞めたいなら異業種に転職しても良いでしょう。

美容師を辞めてからの転職活動はリスクがあるので頑張れるなら在職中に再就職先の目途をつけるべきでしょう。

ただしパワハラやいじめは精神的に追い詰められるので心が限界なら今すぐ辞めるのもあり。パワハラで言い出せないなら退職代行も検討しましょう。

【確実・安全に今すぐ退職可】美容師におすすめの退職代行・厳選3社を徹底比較

パワハラを今すぐ改善する方法は「上司を褒めること」です。

パワハラする人は「認められたい」という感情が背景にあるため褒めることは有効です。

詳細な根拠、褒め方などは【美容師アシスタントでパワハラ・いじめが辛い】お店を変える前に今すぐ状況を改善する方法

ミスを繰り返してしまい精神的に辛い

仕事で失敗を繰り返してしまう場合次の2つを実行してみましょう。

  1. 自分がどんな時にミスをしがちか理解する
  2. ミスを回避するルールを作る

冷静にどんなミスが多いのかを理解しないと改善できませんよね。その上でミスを回避するためのルールを作りましょう。

例えば指差し確認などもその1つです。

美容師アシスタントで失敗を繰り返していしまう場合の対処法

労働時間が長くて体力的に辛い

美容師アシスタントは朝練のため朝早く出社し開店準備からサロンワーク、営業終了後に夜練と労働時間がとても長い職業です。

またトイレに行く時間もままならずお昼をゆっくりとる時間もありません。

腰痛・手荒れが辛い

日々のサロンワークで疲労が蓄積することで腰痛も悪化していきます。

肌が弱い美容師の場合パーマ液の塗布や毎日のシャンプーで徐々に手荒れも進行してしまいます。

1年目は問題なかったのに半年~2年目に入ってから悪化する人も少なくなく、酷くなると全身に及び美容師を断念する人もいます。

腰痛対策は

  • コルセット等固定する
  • 円皮鍼などでケアする
  • 正しい姿勢を身に付ける

ことが大事です。

背中が曲がった状態でシャンプーしている場合は要注意ですし、肘を曲げた状態でお客様の頭を持ち上げると腰で支えがちになるので肘を伸ばし体全体を使うよう意識しましょう。

美容師におすすめの腰痛対策6選

手荒れは皮膚科に行くべきです。急がしてくいけない場合はせめてハンドクリーム選びには注意しましょう。

【現役美容師が教える】手荒れにはこのハンドクリーム【8時間持続水濡れOK】

腰痛は悪化する前の対処が必要です。

手荒れは美容師を続ける限り治すのは難しいこと、悪化しすぎると仕事を離れても治らなくなることもあるため転職も真剣に考える必要があるかも知れません。

美容師に向いていないのかも

美容師アシスタント歴が3年目にさしかかると一足早くスタイリストになる同期も現れます。

同期と比較して出遅れた焦りもあり美容師に向いていないのではないか?と悩み辞めたくなる時期です。

私は美容師に必要な適性はたった1つだけだと思っています。

それは「お客様を喜ばせたいと思って仕事ができること」です。

不器用さは美容師の適性となんら関係ありません。

何故なら技術は練習量で補えるからです。

お客様を喜ばせたいという気持ちがあるなら大丈夫です。

美容師に向いてないと悩む人におすすめなのが

  • 想像力を働かせること

ことです。

例えば社内テストを時間内にパスできないから向いてないと悩んでいる場合。

私は不器用だから仕事が遅いんだと結論づけてはいけません。遅いのはなぜか?と自問してみるんです。

なぜカットに時間がかかるのか?ガイドを取るのが遅いから?シェーピングの回数に無駄があるのではないか?ブロッキングに手間取っているからか?

問題の根本を「なぜ」と掘り下げることで解決策は見えてきます。

美容師に向いていないと悩んでいる場合の対処法

下積み期間が長すぎて辛い

アシスタントからスタイリストになるまでは早くて2年平均3年はかかります。

これまで紹介した様々な辞めたくなる理由に加えてキャリアアップまで時間が長くかかることから挫折して辞めたくなる美容師アシスタントも多いです。

美容師アシスタント辞めたい時の乗り越え方

モチベーションは【絶対】あげない

モチベーションは一般的に「やる気」とか「意欲」という意味で使われますよね。

「「モチベーションは無理に上げては駄目」なんです。

悩む女性
どうしてモチベーションを上げちゃ駄目なの?
おりくま
頑張って【無理やり】上げたモチベーションは必ず下がる時がやってくるからだよ。

モチベーションを頑張って上げてアシスタントの仕事を頑張ったとします。

しかしあなたが今モチベーションが下がっているように、嫌なこと・困難なことにぶつかるとモチベーションは持続しないものです。

無理してモチベーションを上げても必ず下がる時がやってくるだけです。

あなたがやるべきことは

  1. 自分は出来るという自信を持つこと
  2. 出来る自分になりきって行動する

です。

詳しく見ていきましょう。

自分は出来るという自信を持つ

モチベーションが下がっている場合重要なのは「私は出来るんだ!」という自信です。

自己肯定感等と言われたりもします。

  • 同期は器用な人ばかりで私なんて美容師向いていない・・・
  • 叱られてばかりだし私なんて接客業に向いていない・・・

自分のあり方を決めるのは「他人」ではなく「あなた自身」です。

出来る自分になりきって行動する

  • 店内でシャンプー指名数 NO1を達成したい場合

あなたが美容師アシスタントとしてシャンプー指名数店内一位を目指したいとします。

これまでのあなたは「頑張ってシャンプー指名数1番になるために頑張るぞ!」とモチベーションをあげようとしていました。

でも先輩に叱られたりするとやる気が失われてしまいます・・・。

これからはそうではなく「シャンプー指名数1番のアシスタントならいったいどんなことに気をつけて仕事をするのかな」と考えて行動してみましょう。

頑張って1位を狙うことは辞めてシャンプー指名数店内1位の自分になりきるのです。(将来を先取るとも言い換えられますね)

  • やる気がわかない・・・
  • どう行動したらいいのか分からない・・・

という状態から、一歩も踏み出せますよね。

実際に行動し成果を上げられれば【自分はできるんだ!】という自信につながりさらに目標達成まで短時間が到達が可能です。

「割り切り」も時に必要

アシスタントの仕事に喜び・やりがい・楽しさを感じないと辞めたくなります。

ですが仕事はお金を稼ぐ手段です。

楽しみは趣味に求めればいいことです。

お金を稼ぐ手段としてある程度割り切ることも必要ですよ。

仕事が楽しくない時はお客様のために一生懸命になってみることをおすすめします。

美容師のやりがい・楽しさはお客様からもらえるからです。

短期目標を立てる

挫折しそうになった時は「到達可能な目標を立てること」をおすすめします。

例えばシャンプーで一人前になれるまでとりあえず頑張ろうという目標ならクリアできそうではないですか?

このようにまずは短期的な目標を1つ1つクリアしていくことを意識すると良いでしょう。

意識を変える

ここでクイズです。

あなたの通勤途中に電柱は何本ありますか?

・・・。

そんなの分かりませんよね。

人は意識していないことには気がつかないものなんです。

辛い状況下では「辛いところ」で頭が一杯になります。

しかも「これも辛い」辛いところばかり探しがちになるものです。

視点を変えてみましょう。美容師の仕事にもいい面があります。

辛い時は「楽しい面」を見て乗り越えてください。

やりがいを見つける

美容師アシスタントでやりがいを覚えるのは「指名」を受けた時や「お褒めの言葉を頂いた時」でしょう。

例えば

  • シャンプーが上手だからまたお願いするわ
  • 今まで色々な美容院に言ったけど一番気持ちよかった
  • 上手になったね

等お客様との触れ合いの中でやりがいは生まれるものです。

仮に上手じゃなくても一生懸命さは伝わるものです。

アシスタント時代から頑張っていればちゃんと見てくれているお客様もいて

  • カットできるようになったら是非私をモデルにして

なんてありがたいお言葉を頂いたこともありましたね。

スタイリストになるまでは大変なことも多いですがお客様に対してとにかく一生懸命頑張れば、お客様がやりがいを与えてくれます。

美容師アシスタントが辛すぎるなら逃げてもいい

辛いときに逃げるなという言葉を受けるかも知れません。

ですがあなたの辛さはあなたにしか分かりません。

 

こちらの方などハゲができてしまったみたい。

同じ美容師としてそんな辛かったのかと悲しいですね。

もし体を壊すほど辛かったり、心が追い込まれるほど辛いなら休んだり辞めるのもありです。

労働環境はあなたがどう頑張っても変えようがありません。

仕事が合う合わないってあるし若いから選択を間違うこともあります。

辞めて異業種に転職するのも良いですし場合によっては働く美容室を変えてみるのもありです。

美容師アシスタントを辞める前の注意点

【辞めるタイミング】2か月でも1年でも辞めるのはあり

美容師が嫌いなのに無駄にスタイリストになるまで我慢することに意味はありません。

その意味で、辞めるタイミングに早すぎるも遅すぎるもないでしょう。

例えば2か月目で辞めても1年目でも辞めても問題ありません。

ただし、一年以内に辞めることは転職する際ハンデになることを心にとどめておきましょう。

今辞めた場合どのようなリスクがあるのかを知った上で後悔しない決断をすることが大事です。

美容師を1年以内・新卒で辞めるリスク&メリット

目標があるならカットできるようになるまで美容師を続けるべき

目標無しにスタイリストになるまで我慢するのは無意味です。

例えば転職先で美容師スタイリストの肩書きを武器にしたいなら続ける意味があります。

おりくま
例えばウィッグ専門店でカウンセリングを行いたいなど

ただしスタイリストデビューまでこぎ付けたとしても新たなスタートラインに立つだけです。

ジュニアスタイリストは「お客様の要望通りに切れる技術」が完成した程度ですよね。

そこからお客様にリピートしてもらえるようなレベルに達するまでにはさらに多くの経験と時間が必要です。

スタイリストを本当の武器として転職するにはスタイリスト経験が最低でも2~3年は必要でしょう。

ですから安易にスタイリストになるまで頑張るのではなく本当にそこれが必要かよく考えてみましょう。

親に反対される場合

美容師を辞めたいけど親に反対されている場合。

基本的に社会人なので個人で決断すればよいでしょう。

ですが20歳未満であれば親もあなたのことを心配する気持ちも分かります。

逆に言えば親を説得できない程度では美容師を辞めてから苦労することが目に見えています。

親を説得できるくらいの最低限抑えて置きべきことをまとめたので参考にしてください。

美容師辞めたいけど親に反対される!どうしたらいい?

2021年7月31日

美容師を辞めるのはもったいないとは言えない

美容師は手に職だから一生働けると思われがちですが現実はそうではありません。

【美容師辞めるのはもったいないのか?】経験を無駄にしないことが大事

【美容師に定年無しは嘘?】30歳~40歳で辞める人続出の訳で紹介したように給与水準が他の業界に比べ相対的に低いことで結婚を機に美容室を退職する決断を下す人も少なくありません。

実際美容師の離職率は1年で50%、3年で80%、10年で92%というデータがあります。

美容師を生涯の仕事とするなら「独立開業」するくらいの覚悟で始めないと将来行き詰まる厳しい現実があります。

美容師アシスタントを辞める方法と転職

美容師に限らず仕事を辞めてから転職活動を始めるのはリスクがあります。

仕事を辞める前に転職活動を始めましょう。

美容師を辞める際に知っておきたい注意点や退職願の書き方、転職のことなど詳しく知りたい方は【美容師の92%が辞める理由】辞める前の注意点&退職手続き【美容師からの転職成功術あり】

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【美容師・管理美容師】 美容師歴は10年以上。ワンオペ美容室を経営。美容師になる前は就職支援業務の企画営業・運営経験あり。 【ブログのコンセプト】 ☆美容師がより豊かになるために役立つ情報を発信すること ☆出来る限り正しい情報を発信しあなたがより美しくなるための道しるべとなること ブログを通しより豊かになるお手伝いができれば幸いです。