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美容師辞めたい時

美容師辞めたくなる理由&辞める・続けるの判断基準をアドバイス【円満退職の秘訣あり】

こんにちは美容師アベです。

私はワンオペ美容院を経営しています。

悩んでいる女性
美容師を続けるのが辛い・・・。辞めるべきか続けるべきか悩んでいる

美容師をやっていれば必ず辞めたいと思う時が1度や2度はあります。

美容師の離職率をご存じですか?

なんと10年で9割が辞めるんです。

美容師アベ
あなたが辞めたくなるのはごく自然なことです

悩んでいるのはあなただけではありません。

何年目でどのくらいの美容師が辞めているのか統計を見ていきましょう。

【美容室経営者がアドバイス】美容師を辞めたい理由と「辞める・続ける」の判断基準&円満退職の秘訣あり

美容師を辞めるのは甘くない⇒10年で92%が辞める現実

美容師のあなたならすでに肌で感じているでしょう。

美容師の離職率は冒頭紹介した通り10年以内で92%です。

厚生労働省のデータによると、美容師の離職率は1年で50%、3年で80%、10年で92%と言われています。高い離職率の原因として、①給料が安い ②長時間労働 ③休日が少ない ④人間関係のストレス ⑤キャリアアップに時間がかかると、いった美容業界の問題点が挙げられます。

離職率が3年で80%以上と言われる美容業界で、7%未満を実現している美容サロンの働き方改革とは!?より引用

新卒で美容室に就職するのが20歳ころ。

美容師スタイリストになるまでにかかる期間はサロンによって異なりますが平均3年といったところ。

  • 美容師アシスタント1年目で50%の美容師が辞めている
  • 美容師アシスタント3年目(スタイリストデビュー1年目)で80%の美容師が辞めている
  • 美容師スタイリスト7年目(30歳ころ)に92%の美容師が辞めている

ということに。

離職率が高い主たる理由は3つ。

美容師を辞める人が多い理由

  1. 下積み期間が長い
  2. 長時間労働を強いられる
  3. 賃金が安い(将来不安)

下積み期間が長くても労働環境が良ければここまで離職率は上がらないはずです。

長時間労働が強いられる上に賃金が安いので「将来を描けない」から多くの美容師が辞めてしまいます。

私は、美容業界特有の構造に原因があるので一概に離職者が甘いとは言い切れないと思っています。

美容師アシスタント&ジュニアスタイリストが辞めたくなる理由

長時間労働に耐えられず辞めたくなる

社内試験に合格するまでは掃除や雑用が仕事の中心です。

美容師に強い憧れを持って入社した人ほど「こんなはずじゃなかった」と理想と現実のギャップに打ちのめされます。

アシスタントには早朝&営業終了後のレッスンが必須ですよね。

長時間労働が日常的に続くことで体力的にもきつくなり辞めたくなります。

休日が少ない

美容室の休日は毎週月曜日に+2日というパターンが多いため連休は月に2回程度。

休日がもともと少ない上に、その休日でさえ講習会でつぶれることも少なくありません。

長時間労働の上に休日が少ないため打ちのめされ辞めたくなります。

キャリアアップに時間がかかる

日々のサロンワークをこなしながら美容師スタイリストになるまでの厳しい下積み期間を耐えなければいけません。

その期間は個人の技量・サロンの教育体制により異なりますが最短で2年、平均3年はかかるため、耐えきれず辞めたくなります。

上司や同僚・お客様との人間関係がうまく築けず辞めたくなる

アシスタントは社内の先輩スタイリスト(教育係)指導の下で技術を磨きますよね。

いじわるな上司が教育係になると人間関係にストレスを感じ辞めたくなることも。

辛いレッスンも同期がいれば支えるなるもの。

ところが、愚痴を言える仲間が作れなかったり孤立してしまうとさらに辛くなり辞めたくなる人が多いです。

サロンワークではお客様を退屈させないための会話も必要になります。

会話が苦手な美容師はコミュニケーションが苦痛に感じ辞めたくなります。

手荒れや腰痛が悪化し辞めたくなる

美容室に就職してから手荒れに気づく美容師も少なくありません。

毎日何人もシャンプーすることで徐々に悪化し仕事を続けるのが困難な程悪化して辞める人もいます。

美容師の適性に不安や焦りを感じ辞めたくなる

長時間労働に耐えて技術習得のためにレッスンを続けてきても、結果がついてこない時もありますよね。

カット試験が時間内に終わらない・思った通りにスタイルが切れないことが続くと「美容師に向いていないのではないか」と不安を感じてしまうことも。

同期と差がひらくほど焦りや不安がつのり辞めたくなる美容師は多いです。

クレームを受けて辞めたくなる

美容師の仕事で一番辛いといっても過言ではないのはクレームでしょう。

自分に明らかに非があり落ち込むのはもちろんですが、理不尽だと思えるクレームも中にはあります。

美容師歴が長くなると「クレームを回避するための技術力・カウンセリング力」が身に付くのでクレームは減りますがアシスタント~ジュニアスタイリストの場合経験不足からクレームを受けやすくなります。

今は口コミに直接非難されることもあり、精神的にダメージが大きく辞めたくなる美容師は多いです。

入客が怖くなり辞めたくなる

ジュニアスタイルストになるとお客様のヘアー全てに責任を負うことになります。

カットの失敗は取り返しがつかないことも多いため、経験が浅いこの時期は入客が怖い時期でもあります。

この時期にクレームを受けたりすると入客が怖くなり辞めたくなる美容師もいます。

スタイリストが美容師を辞めたくなる理由

指名が増えず自信を失う

スタイリスト歴2年目に入ると入客のプレッシャーにも打ち勝てるようになり仕事に慣れてきます。

ただし入客に慣れてもお客様がリターンしないと固定客が増えず不安になります。

会社からのプレッシャーはもちろん、指名数が増えないと給与に反映しないので続けるか迷う時期です。

待遇への不満から辞めたくなる

スタイリスト歴3年目に入ると指名数も増えてきて仕事に自信がついてくる時期です。

忙しくなるほど労働に見合った給与がもらえていないと不満を感じ辞めたくなります。

将来不安&キャリア形成を意識し辞めようか悩む

美容師としての技術力が身に付いた美容師歴10年でも辞めたくなる理由があります。

それは「将来不安」です。

被雇用者(雇われの美容師)の男性美容師は30歳、女性美容師は40歳ころを境に急激に減る統計データがあります。

多くは「転職」「独立」の道を選ぶからでしょう。

なぜ転職する人が多いのか、その主たる理由は給料の安さです。

美容師の年収のデータをご覧ください。

「令和元年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)によると、美容師の平均月収は、男性で29万4000円、年間ボーナスなどは5万2800円。女性の場合、平均月収は23万8000円、年間ボーナスが5万1700円という結果でした。収入の男女差は、男性のほうが高いものの、統計データにおける平均年齢が、男性のほうが女性より2.1歳高いことも関係しているでしょう。日本の給与所得者の平均給与は年441万円であるため、美容師の給与は決して恵まれているとは言えませんが、自身の月の売り上げに対してのインセンティブや自分のお店をもち経営者になることまで考えるのであれば生涯年収は高くなる見込みもあります。

スタディサプリ美容師の?気になる年収・給料・収入より引用

このデータから分かるように日本の給与所得者の平均給与が年441万円なのに対し男性美容師の平均年収は単純計算で353万弱(294000×12)なのでボーナスを含めても相対的に低いことは明らかです。

次に結婚年齢い近い30代前半の別のデータを見てみましょう。

美容以外の他業種を含めた全業種の平均年収

年収比較全業種(前期/後期)美容師
30代前半の数値男性461万円/517万円317万円
30代前半の数値女性315万円/313万円284万円

 

全業種は平成29年の国税庁「民間給与実態統計調査」

美容師は平成29年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

より抜粋

このように30代前半でも他業界より相対的に給与が低い上に、社会保険が完備されていない会社も多く将来不安を感じ美容師を辞めたいと悩む人は多いです。

アシスタントからスタイリストにキャリアアップを遂げても30歳ころに美容師を辞める人が92%に及ぶのは将来不安から転職を選ぶ人が多いからでしょう。

美容師アシスタント向け「辞める・続ける」の判断基準

ミス・クレームは「回避できる」から辞めなくても大丈夫

クレームやミスは経験を積み重ねることで回避することができます。

例えばカウンセリングの仕方を工夫することでクレームは回避できます。

また経験が浅いオドオドした美容師ほどクレームを受けやすいのは「言いやすいから」です。

事前にリスクをお客様にお伝えすることで多くのクレームは回避可能です。

また経験を積めば理不尽なクレームには毅然とした対応ができるようになるでしょう。

どんな仕事でもクレームやミスは起こります。

美容師を辞めてもクレームへの対処法を今学ばなければ転職した先でも同じ目に遭う可能性があります。

ミスも同じです。

辞める前に乗り越えられないか今一度考えてみましょう。

【美容室経営者監修】美容師アシスタントが辛い時の乗り越え方をアドバイス

続きを見る

精神的に追い込まれているなら辞めてもよい

出勤する時間になると体調が悪くなる、夜も眠れないなど精神的に追い込まれているなら心を第一に考えましょう。

心を病んでまで続ける意義のある仕事なんかありません。

手荒れ・腰痛はケースバイケース

また手荒れも本人の努力では改善しようがありません。

ただしスタイリストになればシャンプーに入客する場面は減るでしょし手荒れが落ち着いてくる可能性はあります。

腰痛はヘルニアなどに悪化しているケースは退職を検討すべきかも知れません。

シャンプーに慣れない1~2年目のアシスタントは姿勢に問題があり腰痛になることも多いので工夫することで乗り越えられる可能性もありますよ。

【美容師】腰痛が原因で退職を考えています⇒辞める前に必要な対策6選

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長時間労働・給与への不満は辞めるべき

「給与が安い・土日のお休みが少ない」といった不満は業界特有の問題です。

独立すれば私のように労働時間・休日をある程度自由にコントールすることも可能です。

しかし美容師アシスタントでは解決が難しいです。

お店を変えたところで解決しないので独立を視野にいれるほどの気持ちが無いなら辞めても良いでしょう。

美容師をやめてよかったと思えるように、後悔しないために以下の記事も参考にしてください。

【美容師辞めてよかった】後悔を避けるためのチェックポイントは4つ

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美容師スタイリスト向け「辞める・続ける」の判断基準

指名が増えない・クレームを受けて辛いのは改善可能だから辞めなくても大丈夫

指名が増えないのは自身の強みを理解していないか、強みを活かせる場所で働いていないからです。

クレームはカウンセリングの仕方で回避することは可能です。

世の中にはクレーマーもいるので「クレーマー」のために仕事を辞めるのはナンセンスです。

スタイリストが辛い時の乗り越え方は以下記事を参考にしましょう。

【美容室経営者監修】美容師スタイリストが辛い時の乗り越え方をアドバイス

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美容師歴&年齢から考える「辞める・続ける」の判断基準

美容師が嫌いならスタイリストになるまで頑張るのは無意味(例外あり)

美容師が嫌いなのに無駄にスタイリストになるまで我慢することに意味はありません。

ただし例外があります。

それは「スタイリスト」の経験を次の仕事に活かした場合です。

例えば「ウィッグのカウンセラー」のような仕事に転職したい場合はある程度経験を積むべきでしょう。

ただしジュニアスタイリストまで頑張ったところでアピールポイントとしては弱いです。

美容師アベ
スタイリストの経験を武器に転職したいならスタイリスト歴最低3年は必要でしょう

美容師が嫌いなままでダラダラ続けるくらいならエネルギーを新しい仕事に向けた方が効率的でしょう。

美容師が嫌いじゃないなら3年間は頑張った方が良いというのはある意味正解

美容師が辛いけど嫌いじゃないなら3年間頑張った方が良いというのはある意味正解です。

次の仕事に転職する際に3年間継続してきた人と1年間で辞めた人とでは前者の方が圧倒的に有利だからです。

1年やそこらで美容師の適性など分かりません。

私は10年やってようやく向いているなと思えるようになりました。

美容師が辛いけど嫌いじゃないなら3年間頑張ってみると「美容師の気づいていない魅力」に気づくかも知れません。

やはり美容師を辞めたいとなった場合でも転職に有利に働くので続けられるなら最低3年間は頑張るとメリットが大きいです。

美容師アシスタントを辞めるタイミングと辞めた後のリスクについては以下記事にまとめてあります。

【美容師半年で辞めるのもあり】リスクを把握して決断しよう

続きを見る

30歳目前なら辞める決断は早めに

30歳前後になると美容師をこのまま続けていていいのだろうか・・・と将来が不安になる人も多いでしょう。

男性美容師に想定される悲しい末路と回避策

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この記事で取り上げた通り美容室には若い人材が次々と入ってくるため30歳~40歳ころまで被雇用者(雇われ美容師)で働き続けるのは難しい現実があります。

多くの美容師30歳~40歳くらいで独立・転職していきます。

異業種に転職したいなら30歳という年齢は大きなターニングポイントなので早めに決断しないと将来積む可能性があります。

早めに動きましょう。

この場合対処法は4つあります。

将来が不安な時の対処法

  1. 美容室を辞めて独立する
  2. 辞めないで努めているサロンでマネジメント側を目指す
  3. 美容室を辞めて美容師資格を活かした仕事に転職する
  4. 美容師を辞めて異業種に転職する

簡単に見ていきましょう。

【美容室を退職して独立する】相当な覚悟&準備が必要

独立して軌道にのれば将来不安をある程度解消できます。

ただし美容室の数はコンビニよりも多いので競争も熾烈。

独立に向けて資金調達(貯金)や経営の勉強も必要になります。

軌道にのるまでは将来不安は解消できませんし、軌道にのっても全ての不安が解消できる訳ではありません。

美容室のマーケティング【今すぐ集客するために必要な準備~戦術までを解説】

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被雇用者としてマネジメント側を目指す

もし今お勤めのサロンが大手で店長などの役職についているなら経営管理側に回ることを目指すのも1つの選択肢でしょう。

組織化されている中規模以上の美容室チェーンでしたら、独立するよりリスクが低いでしょう。

美容師の資格を活かして転職する

スタイリスト歴が長い美容師なら資格を活かして転職することが可能です。

真っ先に思いつくのがカット専門店などのチェーン店です。

またフリーランスで美容師を続ける人もいます。

美容師免許を活かし美容師以外の分野で活躍する人もいます。

【美容師免許】美容師以外に活かせる仕事は3つあり!

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異業種に転職する

美容師から異業種に転職する人も多いです。

美容師はどんな異業種に転職する人が多いのかアンケートを取りまとめました。

以下記事参考にしてください。

【美容師から転職したい】元美容師が選んだ業界&職種ランキング

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美容師を辞める前にやるべきこと4選

働く美容室を変えることで改善できないか考えてみる

例えば「パワハラ・いじめ」で美容師を辞めたいなら、働く美容室を変えれば続けることができますよね。

パワハラ・いじめが横行しているような職場はそもそも普通ではありません。

今度は就職先選びに失敗しないよう事前にお客として美容室に行き探りを入れてみましょう。

パワハラ上司とどう付き合うかコツをまとめたので辛い時は参考にしてください。

【美容師アシスタントでパワハラ・いじめが辛い】お店を変える前に今すぐ状況を改善する方法

続きを見る

長時間労働・給与が低い場合も働く美容室を変えることで改善できる場合もあるので一度考えてみると良いでしょう。

美容師を辞める前に転職先を探しを始める

美容師を辞めたい場合でも「働きながら次の仕事を探す」のが大前提です。

具体的には以下のステップに沿って進めます。

  1. 目標を明確にする
  2. 目標達成のためのキャリアプランを検討する(リサーチする)

まずは将来の目標を明確にしましょう。

例えば異業種に進むならどんな業界・職種につきたいかを検討します。

美容師の資格や経験を活かす仕事を選ぶのか、まったくの異業種を選ぶのかを検討しましょう。

元美容師がどんな仕事に転職しているか先輩のデータを参考にしても良いでしょう。

目標を明確にしたら実現するために必要なことをリサーチしてみます。

例えば

  • 未経験でも求人はあるのか
  • 持っておくと有利な資格はあるのか

実際に求人を検索してみたり希望する職種に求められるものを把握しましょう。

美容師から異業種に転職する際のおすすめの仕事や履歴書・職務経歴書の書き方・面談対策など「美容師から転職に必要なこと」は全て以下の記事にまとめてあります。

【美容師から異業種に転職】おすすめの職種・業界と面談&書類対策【転職成功のポイントあり】

続きを見る

信頼できる先輩に相談してみる

信頼できる先輩に相談してみましょう。

これまで紹介した通り「美容師を辞めたくなる」のは美容師あるあるです。

信頼できる先輩ならあなたの気持ちを理解してくれたり、適切なアドバイスをくれるかも知れません。

一方でオーナーに相談するのは注意が必要です。

どんなオーナーかによりますが「あなたのキャリア」より「会社の人材不足」を懸念する可能性があります。

給与に不満があるなら交渉してみるのもあり

スタイリストで給与に不満があるなら交渉してみるのもありでしょう。

経営者の立場からいうと辞められるくらいなら給与を多少上げても続けてもらいたいと考える経営者は多いと思います。

ただし前述した通り男性美容師は30歳前後、女性美容師は40歳前後で被雇用者として働きづらくなる現実があるので独立を含めた将来像を描けるかも重要になります。

円満に退職するための秘訣

退職時期:法的には2週間前に申し入れればOK⇒一般的には1か月前(円満退職なら3か月前)

美容師を辞めたい場合法律でどう定義されているか把握しておきましょう。

民法627条に以下のような規定が定められてています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

WIKIBOOKS より

このように○年○月までという期間を定めていない雇用契約の場合2週間前までに退職を申し入れれば辞めることが可能です。

美容学校を卒業後美容室に就職した場合ほとんどが期間の定めの無い契約です。(いわゆる正社員)

法的には2週間前までとありますが、常識的には最低でも1か月前には伝えましょう。

ただし円満に退職するなら引継ぎを考慮して3か月前~6か月前が理想です。

ただし遠慮しすぎることはNGです。

あなたの精神・心理的状況で許容できる範囲で譲歩すればよいのです。

引継ぎは丁寧に

円満に退職するために一番大事なのは引継ぎでしょう。

カルテを丁寧に記載することはもちろん、記入しきれない

  • 家族構成
  • 趣味・嗜好

なども引き継ぐとより親切です。

長年担当しているとその方の趣味や嗜好が分かってくるものですよね。

ラーメン巡りが好き、旅行が好き、お子様は小学生、こんな情報を共有してあげるだけで引き継がれる方が助かります。

紙媒体のカルテなら「誰でも見て分かるように丁寧に書いておく」ことも大事です。

また当然ですが「アレルギー」や「過去のトラブル」などは絶対忘れず引き継ぎましょう。

業務関係の引継ぎは数か月間共同して行うのがベストでしょう。

実際指導しながら仕事をやらせてみてチェックすることでミスを防ぎます。

引き止められない上手な退職理由&退職届の作り方

退職理由を伝える際の大事なポイントは3つです。

ポイント

  • 会社の悪口にならない退職理由であること
  • 期限を切ること
  • きっぱりと言い切ること

基本的には正直に話すのが一番ですが会社の悪口になるような退職理由は避けましょう。

また人で不足で辞めたいのに辞めらないケースも多々あるので「期限を切る」「きっぱり言い切ること」も必要です。

退職理由の注意点や、退職願のひな形・書き方の詳細は以下記事にまとめています。

美容師辞めたい時の引き止められない退職理由&伝え方【退職願のひな型あり】

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美容師を辞めたいけど言えない場合

美容師を辞めたいけど言えない場合もあるでしょう。

  1. 人手不足で言えない
  2. パワハラが怖くて言い出せない
  3. お客様に迷惑をかけたくない
  4. 育ててもらった恩義がある
  5. 次の仕事のイメージがつかない

など理由は様々でしょう。

理由は様々ですが「あなたの人生」を犠牲にするのは違います。

あなたには辞める正当な権利があるので譲歩できる範囲内で交渉して退職すれば良いんです。

パワハラで言い出せない場合は退職代行の利用も検討すべきでしょう。

【確実・安全に今すぐ退職可】美容師におすすめの退職代行

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美容師辞めたいけど言えない【美容院経営者が教える上手な伝え方】

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アベ

小学3年生の息子と妻をこよなく愛する中年ブロガー44歳【美容師・管理美容師】ワンオペ美容室を経営。前職はリーマン。就職支援業務の企画・運営経験あり【ブログのコンセプト】美容師がより豊かになるための情報提供&美容に関する正しい情報を発信し「素敵になる」ことのお手伝いをする。 x(旧Twitter)ではブログの更新情報や商品の使用感などを紹介します。 ブログ興味ある方は気軽にフォローして下さい!

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