こんにちは美容師あべです。
コミュ症の美容院での過ごし方をまとめました。
コミュ症だから予約電話が苦手すぎる
電話をかける際に緊張する気持ちはよくわかります。
そんな時は予約優先制の美容院やネット予約を利用するとよいでしょう。
ネット予約の美容院
コミュ症の方が一番気楽なのはネット予約の美容院です。
ホットペッパービューティーなどに登録しているサロンが該当しますね。
希望する施術と日時を選択するだけなので気楽に利用できますよ。
予約不要の美容院
こんなコミュ症の方も多いと思います。
そんな人は予約不要の美容院もいいですよ。
予約不要の美容院の多くは値段を安くすることで多くのお客様を取り込む戦略をとっています。
そのため、短時間でカットが可能です。
ただしよっぽど上手な美容師に当たらないとクオリティは期待できません。
そこでおすすめなのが「予約優先制」の美容院。
こういう美容院が近くにあるのなら価格は多少上がるかも知れませんがクオリティも期待できますよ。
電話予約を怖がらないで
電話が苦手な人は結構いますよね。
実は私も電話が得意ではありません。
受信はいいのですが「発信」は緊張しますよね。
ですが美容院の予約は超簡単ですよ。
最初に「初めて利用します。予約したいです」と伝えればそれで完了です。
あとは質問に答えるだけ。
質問内容はこんな程度です。
参考
- 氏名
- 希望する日時
- 希望する施術(カラーなのか、カットなのか等)
- 美容院によっては電話番号
希望する日時が開いていない場合やりとりが必要です。
第三希望まで想定しておくと焦らずにすみますよ。
【コミュ症だから髪型の希望を伝えられない】⇒写真を持参しよう
ツイッターにこんな声が。
帰宅後に
毎回後悔
美容院なりたいイメージはあるけどうまく説明できないからか、いっつも予定より変な髪型になって帰宅…
毎回行かなきゃ良かったって後悔する美容院…#帰宅後#毎回#後悔#美容院#美容院嫌い#美容院苦手— ガンモモ (@flummable_heart) March 18, 2018
コミュ症でなくともイメージを伝えるのは難しいですよね。
そんな時は写真を持参すればOKです。
ヘアスタイル写真はネット上にたくさん転がっているので保存して持参しましょう。
コミュ症で美容院でのオーダーが苦手という方はこちらの記事も参考にしてください。
コミュ症だから美容院での会話が苦手
会話をしたくない人におすすめしたい態度
コミュ症で会話が苦手な人は美容師に会話をしたくないサインを出すのがおすすめです。
私は美容師ですがお客様が話したくないのかなぁと思うサインは
- 適度に話をふっても会話が広がらないお客様
- 目をつぶっているお客様
- 雑誌を読んでいるお客様
こういうお客様は必要最低限のカウンセリング(髪型・長さ・色などの打ち合わせの会話)が終わった後は話しかけないように配慮しています。
ご自分で読みたい小説などを持参してもOKでしょう。
ただしカット中は下を向かないよう注意しましょう。
フェアリー
「美容院嫌いなんだよな。話しかけられて
今日学校休みなんですか? あ、はい
大学生さんですか? あ、はい
私大学行ってなかったから大学生羨ましいんですよね〜。あ、はい
どこの大学行ってらっしゃるんですか?あ、はい
って感じになった。— ESBbotは傷つかない。 (@ESBbot6) June 30, 2020
美容院で会話が苦手な人は目をつぶったり会話を意図的に広げないように注意しましょう。
コミュ症の方の中には「上手にしゃべれない自分が嫌」「上手にしゃべれるようになりたい」という人もいるかも知れません。
そこで次は会話を上手に広げるコツをお伝えしましょう。
コミュ症でも美容院で会話を楽しむコツ
話題をふる
もし会話を広げたい場合は相手に話題を振るようにしましょう。
例えば先ほどのツイートを例に挙げると「どこの大学に通っているんですか?」と聞かれたら
- 「〇〇大学ですけど、美容師さんはどこ出身なんですか?」
- 「〇〇区の大学ですけど、美容師さんは専門学校どこだったんですか?」
と相手に話題を振りましょう。
あとはあなたが質問攻めにすればよいのです。
〇〇出身です→どんな町ですか?観光地で有名なとこあります?
〇〇専門学校です→美容学校はどんなことを勉強するんですか?楽しかったですか?
共感を取り入れる
相手の感情を言葉に言い換えることは会話においてとても重要です。
- 辛かったですね
- 頑張ったんですね
- 楽しかったんですね
相手の会話から感じた感情をそのまま言葉に置き換えてみましょう。
美容師が会話する心理を知ってコミュ症を克服しよう
なぜ美容師はこんなにペラペラしゃべるのでしょうか。
一つ目はあなたは意外に思うかも知れませんが美容師自身が緊張している場合です。
スタイリスト(お客様の髪の毛を切る仕事)になりたての場合、緊張感をお客様に悟られたくないために無意識に会話が増えることがあります。
会話することで美容師本人が緊張を緩和したい・お客様の意識を技術からそらせたいそんな心理の現れです。
間を持たせたいために会話する美容師もいます。
カットブローの場合45分~1時間はかかります。
この間お客様が本を読んだり眠ったりしていない場合退屈させないために話さなきゃという気持ちになることもあります。
コミュ症で美容院が苦手なら通うサロンを変えてみて
ここまで紹介したことを実践しても美容院が辛い場合通っていた美容院・美容師に問題があります。
例えばお洒落な美容院ではなく地域密着型のお家の近くにある美容院に行ってみましょう。
ホットペッパーなどに掲載せず口コミや常連のお客様だけで営業している美容院はあります。
若い美容師が少ないため経験も豊富で会話に対して気づかいを持っている美容師も多いはず。
もし居心地が悪ければ美容院を変えてみましょう。