こんにちは小さな美容室のオーナーをしている美容師アベです。
この記事ではズバリ生える発毛剤をプロの視点から厳選し7商品紹介します。
結論から言うと「ミノキシジル5%配合」の以下商品から選べば間違いありません。
ズバリ生える発毛剤ランキング
- ヒックスミノキシジル
- リグロEX5
- アロゲイン5
- リグロEX5エナジー
- LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5
- リアップX5プラスネオ
- アンファー スカルプD メディカルミノキ5
日本では法的に生えると認められているのは「ミノキシジル5%配合の発毛剤」のみだからです。(女性は1%までとされているので女性用を選びましょう)
ただし注意点があります。
ミノキシジルの効果が出るまで推奨される最低利用期間は4カ月以上である点です。
1本利用しただけでは効果がみられないので継続使用を前提に商品を選びましょう。
ここで紹介する7商品は1,000円程の価格差がありますが「髪の毛を生やす」効果が実証されているのはミノキシジルです。
大正製薬リアップ以外の商品は全てジェリックでミノキシジルそのものの品質は変わりありません。
価格差はブランド・その他のコンディショニング成分の違いです。
生やすことが目的ですからトータルで一番価格が安くて継続しやすい「株式会社エムボックスのヒックスミノキシジル」を第一に推奨します。
「育毛剤」と「発毛剤」の違いや薄毛になる原因等まとめましたので最後まで読んでみてください。

女性向け:【育毛剤ランキング】ズバリ生えるのはどれ?【女性編】へ
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【育毛剤ランキング】ズバリ生えるのはどれ?【女性編】
美容師解説【ズバリ生えるのはどれ?】発毛剤ランキング【選び方 &注意点】
ズバリ生える発毛剤ランキング
これまではミノキシジル配合の発毛剤は「大正製薬リアップ」のみでした。
特許が切れたことで後発のジェネリック商品が続々開発され薄毛に悩む私達にとっては購入しやすくなりました。
発毛剤は一日2回最低4カ月以上は継続利用したいところです。
そこでこのブログでは日本で認められいてるミノキシジル最高濃度5%配合で価格が安い順にランキングを作成しました。
株式会社エムボックス ヒックスミノキシジル5
育毛剤でも発毛剤でもとにかく値段が高いと長続きしないですよね。
お子さんがいる方なら自分にだけ高額なものを使い続けるのは気が引けませんか?
私はそんなタイプ。
独身の方でも無理なく続けられないと結局長続きしないですよね。
続けないと効果が見られない発毛剤において価格はとても大事な要素です。
ヒックスミノキシジル5は容量は他社と同量(60mL)でありながら
- 1本 4,500円
- 4本セット 12,000円
とコスパが良い発毛剤です。
他社と比較した表をご覧ください。
発毛剤名 | 1本(税込み・2022年1月現在) | 半年継続利用した場合(税込み・2022年1月現在) |
ヒックスミノキシジル | 4,500円 | 18,000円/6本(4本セットの場合1本3,000円のため) |
リグロEX5 | 4,950円 | 29,700円/6本 |
スカルプD メディカルミノキ5 | 4,980円 | 29,880円/6本 |
リグロEX5エナジー | 5,410円 | 32,460円/6本 |
アロゲイン5 | 5,484円 | 32,904円/6本 |
LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 | 6,960円 | 41,760円/6本 |
リアップX5プラスネオ | 7,800円 | 46,800円/6本 |
半年継続利用した場合次いで安いリグロEX5でも11,700円も損する計算になりますね。
リアップに至っては28,800円も損する計算に。
これだけの金額が浮けば地肌に優しいちょっと良いシャンプーに変更することだって可能ですよね。
ヒックスミノキシジルは国内工場で生産されていて医薬品として厚生労働省から認可を受けています。
個人輸入品などで入ってくる海外製ミノキシジルなどに比べれば断然安心ですね。
他社と違ってCMなどにお金をかけていないのでこの価格で提供できるとのことでした。
薄毛だと朝のお手入れの時間は「いかに目立たなく仕上げるか」に時間を割きますよね。
でもこの商品を使えば頭皮の変化を楽しみに過ごす時間に変わります。
薄毛が少しでもカバーできれば自信がつきますし外出で髪の乱れを心配することも無くなりますね。
半年で18,000円は高い気もしますが、一か月にすると3,000円、一日100円の計算です。
毎日の缶コーヒー1本分でコンプレックスが解消できるなら決して高くない商品ですよね。
ロート製薬リグロEX5
ミノキシジル5%配合の発毛剤です。
この商品の特徴は1回の使用量が分かりやすいこと。
忙しい朝顔に液だれしたら困りますよね。
リグロEX5はキャップを外して下に向けると1回の使用量(1ml)が先端にたまる仕組みなんです。
あとはでなくなるまでポンポンと頭皮になじませるだけでOK。
発毛剤の塗布が苦手な男性でも大丈夫、上手に塗布できます。
アンファー スカルプD メディカルミノキ5
ロート製薬リグロEX5エナジー
先ほど紹介したリグロEX5と同じミノキシジル5%配合の発毛剤。
千円高いのは頭皮環境を整える成分が配合されているからです。
薄毛の人ほど頭皮環境が乱れがちです。
頭皮の過剰な皮脂の分泌を抑えて頭皮環境も同時に整えてくれる分価格が高くなっています。

佐藤製薬 アロゲイン5
アートネイチャーLABOMO ヘアグロウ ミノキシ5
大正製薬 リアップX5プラスネオ
容器をひっくり返すだけで1回分の塗布量がたまる仕組みです。
ノズルを「はかる」「ぬる」と変える必要が無いので便利です。
また5%ミノキシジル以外にグリチルレチン酸(抗炎症)・ヒノキチオール(抗菌作用)・ジフェンヒドラミン塩酸塩(抗ヒスタミン)などの有効成分が配合されています。
頭皮環境も整えてくれる点で少しお値段が高くなっていますね。
発毛剤と育毛剤の決定的な違い
ズバリ毛を生やしたいなら「育毛剤」ではなく「発毛剤」を選ばなければいけません。
この2つの違いって?大正製薬の解説を引用しましょう。
発毛剤の効果
毛包(毛を作り出す場所)を活性化させて、新しい髪の生成を促す。血行を促進させて細胞に栄養を行き渡らせ、発毛を促進する。つまり「新たな毛を増やす効果」があります。・育毛剤の効果
頭皮を清潔に保ち、髪が育ちやすい環境を整える。薄毛の原因物質の生成を防いで、これ以上の抜け毛を防ぐ、つまり「抜け毛を防ぐ効果」があります。このような発毛剤と育毛剤の効果の違いは、発毛剤にだけ入っている「ミノキシジル」という成分によります。
ミノキシジルは、日本で唯一「髪を生やす成分」の外用薬として厚生労働省に認可されています。
ミノキシジルは毛包を活性化させる(毛の成長を促し、髪を太く育てる)効果で新しい毛を増やします。

残念ながらすべての人が必ず生える訳ではなく個人差はあります。
でもズバリ毛を生やしたいなら「ミノキシジル配合」の発毛剤を選ぶことが大事になります!
ミノキシジル発毛剤は最低4カ月は使用が必要
ミノキシジルってどのくらい使えば効果が分かるの?そんな疑問に大正製薬のホームページではこのように答えています。
ミノキシジルの発毛剤が使用される場合には、1日2回の塗布で最低でも4ヶ月程度の使用が効果の判定には必要とされています。
この際に注意が必要なのは、使用し始めて数ヶ月は、休止期にあった毛髪が活性化されて成長期に入る際に、少し脱毛が起こりえます。この脱毛は2ヶ月程度で収まり発毛が始まるので、使用開始後に脱毛が増えても、早期に治療を中止してしまわないことが大切です。
早い場合には、治療開始後2ヶ月程度から発毛が少しずつ見られ始めると言われています。遅くとも発毛の効果は4-8ヶ月くらいから見られることが多く、12-18ヶ月ほど経過すると効果が安定すると言われています。
ミノキシジルによる治療は効果が認められた場合は、その後も継続使用する必要があり、一旦治療をやめてしまうと見られていた発毛効果がなくなってしまうので注意が必要です。
ちなみに、「育毛剤」は発毛剤と混同されがちですが、育毛剤は「現在ある頭髪を健康に保って抜け毛を防ぐ」目的のものです。
このようにミノキシジル配合の発毛剤を利用する時は最低4カ月程度継続することを前提に考えることが大事です。
継続する上で重要なのはやはり価格ですよね。
薄毛になるメカニズム
男性の薄毛は男性ホルモン(テストステロン=灰丸)と毛包内にある5αリダクターゼ酵素(=黒丸)が毛乳頭で出会うと「ジヒドロテストステロン(DHT)=赤星」という物質(男性ホルモン様物質)が生成されます。
DHTは毛乳頭にある男性ホルモン受容体(レセプター)と結合しやすい物質です。
レセプターというのは鍵穴みたいなもの。
この作用によってTGB-β1というマイナスに働く成長因子が産出されて毛母細胞のレセプターに作用すると「毛の成長期を短縮しなさい」という指令が出されます。
それによって髪の毛が満足に成長できなくなり、毛が細く軟らかくなり、短くしか成長できなくなります。
薄毛の男性でも髪の毛が生えない訳ではなく「太く育たない」のが原因なんです。
そこで乱れた頭皮環境を整えるシャンプーを使ったりミノキシジルを用いて髪の毛の成長サイクルを整えることが大事ですよ。
この記事が薄毛に悩む日々から解放される手助けになれば幸いです。ではまた。