こんにちは1人美容室を経営しているアベです。
今回は、美容師である私が
- セルフでも簡単&綺麗に【白髪だけ染まる】商品
をプロの視点で選び紹介します。
結論から言うと「セルフで白髪だけ染める」ならカラートリートメントを使えば間違いありません。
白髪だけ染まる商品はヘアマニキュア・ヘナもありますが、セルフで比較的容易で短時間で綺麗に染まるのがカラートリートメントだからです。
中でもルプルプという商品がおすすめ。
ルプルプは「微アルカリ」という仕組みを採用しているのでプロの視点からも髪質を選ばず綺麗に染まりやすい商品です。
どのくらい染まるのか別記事に紹介しているのでいつでも綺麗を維持したいなら必見です。
セルフで白髪だけ染めるにはどんな種類を使えばいいの?それぞれどんな特徴があるの?そんな疑問を1つ1つ丁寧にまとめたのでセルフで白髪だけ染めたい方は最後まで読んでみてくださいね。
美容師が解説【セルフで白髪だけ染めたい】カラー剤の特徴&選び方【注意点あり】
私のサロンのお客様は年齢層が高めなのでカラーリングはほとんどが白髪染めです。
セルフで白髪だけ染めたい場合「カラートリートメント」または「ヘアマニキュア」を選びましょう。
中でも技術不要で綺麗に染まるのは「カラートリートメント」です。
白髪染めの全体像をまとめてみました。
染毛剤とは一般的な白髪染めです。
黒い髪の毛を明るくすることも可能で白髪も染まるタイプです。
ヘアマニキュアは失敗すると地肌に色がつきやすいのでどちらかというと美容院向きです。
カラートリートメントは痛みがほとんど無いのと地肌についても取れやすいのでセルフカラー向きです。(白髪のみ染まります)
先ほど図にしたように白髪染めには4種類あります。
白髪だけ染めたい場合「ヘアマニキュア」「カラートリートメント」「ヘナ」から選べばOKです。
それぞれの特徴を詳細に解説したのが以下の表です。
ヘアマニキュア | カラートリートメント | ヘナ | 染毛剤 | |
白髪だけ染めたい | ○ | ○ | ○ | × 髪色全体が変わる |
染めやすさ | × 地肌につくと取れにくい ※セルフカラー不向き | ○ 地肌についても落ちやすい 洗面台も汚れにくい セルフカラー向き | △ 地肌についてもOK。 ※ただし天然ヘナの場合染まるまで時間がかかるのが難点 | ○ |
安全性 | 地肌につけないので安全 | 比較的安全 | 植物アレルギーに注意 | ジアミンアレルギーに注意 |
髪へのダメージ | 痛まない | 痛まない | 痛まない | 他3つに比べるとかなり痛む |
色の持続性 | ○ | △ 1週間に1回程度トリートメントの代わりに使うことで白髪の染まりが持続する。 | ○ | ◎ |
色の種類 | 豊富 | まぁまぁ豊富 | 天然はオレンジっぽい色しかない | 豊富 |
痛んだ髪への染まりやすさ | △ | ○ | ○ | ◎ |
白髪だけ染まるカラー⇒それぞれどんな雰囲気に仕上がるの?
白髪だけ染まるカラーは髪の毛のごく表面にくっついて発色するため黒い髪の毛を明るくする力はありません。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは「黒い髪の毛はそのまま」「白髪のみ染まる」ものです。
色は結構豊富です。
色鮮やかな「赤」や「緑」「紫」などの他自然に白髪を馴染ませる「暗いブラウン」などもあります。
髪の毛を痛ませず染めることが可能ですが頭皮にマニキュアがつくと色がとても落ちにくいです。
綺麗に染めるために技術が必要なのが難点です。

ヘナ
ヘナは植物性のカラーです。
草木にかぶれるような人は辞めた方が無難です。
ヘナで染めると髪の毛に「ハリ」が出るのが長所です。
ただし天然のヘナは明るいオレンジにしか染まらないため暗いブラウンに仕上げたい場合等には向いていません。
さらに天然のヘナは染まるまでかなり時間を要すことにも注意です。
色が気にならず、植物アレルギーがなければ頭皮にも優しく髪を痛めず白髪のみ染められます。
カラートリートメント
カラートリートメントもヘアマニキュアと染まり方は同じです。
白髪のみ染まり黒髪はそのままです。
ヘアマニキュアとの違いは
- 地肌に多少ついてもヘアマニキュアより落ちやすい
- ヘアマニキュアより色持ちが悪い
点です。
どうして白髪だけ染まるの?
こちらは私が担当させて頂いてる「ヘアマニキュア」で染めているお客様の写真です。


黒い髪の毛はそのまま
下の下手な絵を見てください(笑)
- 上の白いトンガリが白髪
- 下の黒いトンガリが黒髪
だと思ってください。

白髪の方はしっかりと色が見えます。一方黒髪は色が目立ちません。
このように「黒い髪の毛は色が目立たない=見えない」のです。
これが「白髪だけ染まって見える理由」なんですよ。
全体に塗っても白髪だけ色が見える、これが「白髪だけ染まる」理由です。
セルフカラーで白髪だけ染めるならカラートリートメント
セルフで白髪だけ染めるならカラートリートメントがおすすめです。
頭皮についても落ちやすいのでヘアマニキュアに比べれば難易度が低いです。
白髪だけ染まります。
また洗面台についても乾く前に掃除すれば綺麗に落ちやすく後片付けも楽です。
シリーズ累計270万本以上売れているルプルプの染まり具合を以下に紹介しましょう。
この商品を使えばセルフで白髪のみ容易に染まります。
自宅にいながら染められるからいつでも白髪が目立たない若々しい自分でいられますね。
他のカラートリートメントと違い微アルカリという仕組みが美容師である私が推奨する理由です。
美容院で白髪だけ染めるならヘアマニキュア
美容院で白髪だけ染めるならヘアマニキュアをオーダーしましょう。
白髪が「色見本通り」に染まるから仕上がりも想像しやすいです。
ただしヘアマニキュアはパーマを阻害します。
パーマをかけている方はかかりにくくなるので美容師に伝えましょう。(ちゃんとした美容師ならマニキュアを想定してパーマをかけるので大丈夫です)
マニキュアは染毛剤でかぶれる人でも利用できるメリットもあります。
※ヘナでも構いませんが本物は時間がかかること、最近では時短・希望色を増やすために染毛剤の技術を応用したケミカルヘナもあります。白髪だけ染めたい場合はヘナを扱っている美容院で相談しましょう。
痛んだ髪に「染まりやすい」のは洗毛剤
痛んだ髪の毛に染まりやすい順番は
- 染毛剤>ヘアカラートリートメント>ヘアマニキュア
となります。
白髪だけ染まるもので「痛んだ髪の毛も綺麗に染まりやすい」のはカラートリートメントです。
どれが一番痛まないの?
痛みが少ない順に並べると
- カラートリートメント=ヘアマニキュア=ヘナ(天然)>染毛剤
となります。
ヘアカラートリートメントとヘアマニキュア、ヘナはどれもほとんど痛みません。
これらに対して染毛剤の痛みは天と地ほどの差があると思ってください。
参考
ヘアカラーの箱に「染毛剤」と書いてあるもの。ヘアダイとか、一般的な白髪染めです。2つの液を混ぜて地肌から染めるタイプ
白髪以外もやっぱり染めたいわというあなたは「染め方」を注意することで痛みを軽減することが可能です。
【セルフカラーで痛まない方法】ダメージケア究極の3stepを美容師が伝授します!
セルフカラーで痛まないカラー剤選びのポイント【白髪染め&おしゃれ染】
ただしヘナの中には天然ではない「ケミカルヘナ」と呼ばれるものもあります。染毛剤の技術を応用したヘナのため髪が傷みます。
色の選び方
ヘアマニキュアやカラートリートメントには数種類のカラーラインナップがあります。
「白髪がその色に染まり黒髪はそのまま」と考えてくださいね。
カラーの色は大きく分けて「暖色系」と「寒色系」に分かれます。
暖色系は温かみを感じる色で「ブラウン」「ココア」等が代表的です。
寒色系とは「アッシュ」が代表的。
暖色系は「秋・冬」寒色系は「春・夏」とシーズンで使い分けるのもいいですよ。
まとめ:セルフで白髪だけ染めるならカラートリートメント
セルフで白髪だけ染めるならカラートリートメントがベストでした。
理由は
- 痛んだ髪の毛に染まりやすいこと
- ヘアマニキュアより技術的に容易(地肌についても洗えば落ちる)
であるためです。
セルフで白髪だけ染めるならカラートリートメントを選びましょう。