こんにちは美容師アベです。
けどもう退職したい。
会社がブラックすぎる。パワハラが辛い。
働いて1年もたたない。半年だけど辞めるのはありなんだろうか。
こんな疑問にお答えします。
結論から言うと「あり」です。
この記事を書いている私は大卒後新卒で入った会社を3日で辞めました。(昔美容師ではない仕事をしていました)
そして第二新卒者として転職活動を経験し上場企業に再就職を果たしました。
その後その会社が地元から撤退することになりまた失職。
しかしそこでも何社かに内定をもらい異業種への転職も視野に入れたのですが親の跡を継ぐため美容師になり今に至ります。
辞めるタイミングに遅いも早いもありません。
ただし美容師を辞める時は退職後のリスクも理解した上で決断することが重要です。
私の実体験もふまえて解説していきます。
【美容師半年で退職するのもあり】リスクを把握して決断しよう
美容師半年で退職するのも【あり】の訳
あなたが美容師になって1年目・もしくは半年程度しか経っていなくても辞めるのはありです。
私は3日で退職しましたが再就職できました。
誰でも自分に合う仕事を見つけることって難しいですよね。
なんとなく憧れて美容師になったものの
- 労働環境が苛酷すぎる
- 腰痛・手あれなどが辛い
- 失敗ばかりで落ち込む
- 美容師向いてないと悟った
など、辞めたいと思う理由は様々でしょう。
仕事を「お金を稼ぐ手段」と割り切れば「楽しさ」は必ずしも必要ではありませんが美容師の場合
- 30歳~40歳で独立・転職する人が多く長く続けるのが大変な職業
- 美容師の給与水準は他業界と比べて高いとは言えず結婚のハードルも高い
ことからある程度覚悟がないと続けるのは難しい職業です。
誰しも仕事選びを間違えることはあると思いますし若いうちはやり直しがききます。
リスタートは早い方がいい。
ただし無計画に辞めるのはリスクが大きいので特段の事情がない限りやめましょう。
美容師を半年で辞めた場合どんな困難があるかあらかじめ知っておくことは大事です。
美容師1年目半年で退職するリスク
転職先の採用者から厳しい評価
もしあなたが半年で美容師を辞めた場合。
転職先の採用者側が一番恐れること・一番困ることは「またすぐに辞められること」です。
人を育てるのはとてもお金がかかるからです。
美容師を例にあげると分かりやすいですが、スタイリストとして売上に貢献できるレベルになるまでは、3年はかかりますよね。
その間アシスタントの給与は企業にとって先行投資の意味合いが強いです。
将来スタイリストとして売上に貢献してもらうための準備期間という訳です。
採用する側にとっては「スタイリストになってようやく売上に貢献してもらえるところなのに辞められては困る」というのが本音なんです。(アシスタントでも売上には貢献しますがスタイリストほどではないですよね)
これは美容師以外の業種にも共通することです。
転職が長引くほど不利に
1年目で美容師を辞めた人と3年目で辞めた人を比較すると転職に有利なのは後者です。
そんな競争相手がゴロゴロいる訳ですから再就職まで時間がかかることも覚悟しましょう。
そこで重要なのは転職のためのスキルアップです。
例えば新しいやりたいことを実現するために
- 資格の勉強を始めた
- 職業訓練を始めた
など、仕事を辞めてからも転職のために努力していた証拠や姿勢が大事です。
美容師を半年で退職した場合でも強みはある
美容師を半年で辞めた第二新卒者(新卒として就職してから数ヶ月~2年以内に退職した人)を積極的に採用する企業はあなたに何を期待するのでしょうか。
柔軟性
社会人経験や、年齢を重ねる毎に
- ものの考え方
- 仕事の仕方
が固まってきます。
第二新卒者はまだ若いので柔軟性が評価されます。
逆に新人なのに柔軟性が無いのはいただけません。
バイタリティ
新卒間もなく美容師を辞めた場合即戦力としての能力が乏しいのは否めません。
しかし武器はあります。
活力です。
従業員を変えずに同じ仕事をしているのは企業として安定性はあります。
一方で新しい活力が生まれにくいです。
あなたのような新人が入社することで新しい風が生まれます。
例えば営業活動であなたが一生懸命仕事をすれば周囲の営業マンの意識も鼓舞されるでしょう。
このように新人ならではの活力に期待する会社も多いです。
美容師を半年で辞めることを考えているあなたへ
辛い面ばかりではなく楽しい面にも目を向ける努力を
どんな仕事にも辛い面と楽しい面があります。
人間辛いことがあると辛い面に目がいきがちです。
ですが楽しい面もあるものです。
どうか辛い面ばかり見ず楽しい面を見る努力をしてみましょう。
そんなヒントをこちらにまとめました。
辞める前に入念な準備を
どうしても続けられない、やりたいことが他にある。
そんなあなたは辞めるのもありでしょう。
辞めるか続けるかの判断基準は以下記事を参考にしてください。
美容師ブラック過ぎ!辞めたくなった理由&美容歴20年の私はこうして乗り越えてきた
続きを見る
リスクを知った上で入念に準備し退職を検討しましょう。
第二新卒者は新卒についで未経験者が転職できるチャンスと言い換えることが可能です。
先ほど説明したように社会人経験が増え、年齢を重ねると、ものの考え方が固定化されていくものです。
第二新卒者は社会人経験が少ないからこそ、考え方の柔軟性、仕事に積極的に取り組むバイタリティなどを期待し、企業側は採用します。
第二新卒者を採用したい企業は専門の転職エージェントに採用代行を依頼したり専用サイトで求人募集をかけます。
第二新卒者専用サイトを利用するメリットは文字通りあなたを欲しがっている企業の求人が集まるからです。
まずは美容師からどんな仕事に転職できるのかリサーチから始めましょう。
【美容師から転職したい】元美容師が選んだ業界&職種ランキング
続きを見る