こんにちは美容師アベです。

今回は腰痛に悩む美容師さん向けに腰痛対策をまとめました。
【美容師】腰痛が原因で退職を考えています⇒辞める前に必要な対策6選
腰痛の原因は姿勢にあり
私もアシスタント時代腰痛には悩まされました。
1年目仕事に慣れていない時期が特に酷かったです。
私のサロンは全てサイドシャンプーです。
腰をひねるような姿勢になってしまうのでどうしても腰痛を発症しがちですよね。
しかし経験を積むに従って無理のない姿勢を体が覚えていきます。
それとともに苦痛も感じなくなるようになりました。
今は1人美容院で全てを1人でこなしていますが酷い腰痛に悩まされることもなくなりました。
※一日にこなす人数が少ないのもあるかも知れませんが。
アシスタント時代、無理な姿勢で洗い物をしている時にぎっくり腰になったことも。
このように腰痛になる原因の多くは無理な姿勢にあります。
特に美容師の場合シャンプー中腰への負担が大きいのでそれが原因でしょう。
これまでの経験をもとに腰痛に効果的な対策をまとめましたので参考にしてください。
美容師の腰痛対策
腰ベルト
腰痛が辛いとき特に効果的なのが腰ベルトです。
コルセットを使っていた時もあったのですが腹部まで圧迫されるので仕事がとてもしづらいです。
しかもコルセットはシルエットにも表れやすいのでかっこ悪いです。
私は整骨院に通っていたのですがそこで紹介されたのが腰ベルトです。
骨盤を固定するように巻くベルト。
これをたった一枚まくだけで嘘のように腰痛が緩和されます。
アシスタント時代はずーっとお世話になった商品です。
姿勢を再確認する
シャンプー中の姿勢に問題がある可能性があります。
私も過去に経験していますが一生懸命シャンプーしようとすればするほど上半身が前のめりになり前傾姿勢になりがちです。
前のめりになると、上半身の重さを腰一点て支えることになるので負担が大きくなります。
まずは背筋を伸ばすことを心がけるのが大事です。サイドシャンプーのチェックポイントは以下の通り。
チェックポイント
- シャンプー台に体をピッタリとつけて体重をややシャンプー台に乗せ気味に
- シャンプー台と骨盤が接触している部分の真上に重心がくるよう姿勢を伸ばす
- 一生懸命になっていると、上半身が前傾してお客様のお顔にかぶさるように傾きがち
- できるだけ重心をシャンプー台と接触している部分の真上にくるように注意
スタイリストはシザーケースNG
シザーケースはさほど重いものではないのですが日々の積み重ねが慢性的な腰痛を引き起こします。
シザーケースををつけたままシャンプーに入ると負担の大きさが分かります。
シザーケースは腰に回さずワゴンにおいて仕事をするだけで負担は違います。
円皮鍼(えんぴしん)
私がぎっくり腰になってどうしようも無かった時に効いたのは針治療でした。
これは個人差があるのでなんとも言えませんが即効性があるので気になる方は試してみるのもありかも知れません。
ただし美容師はお休みも少なく整体に通う時間が無い人もいるかも知れません。
そこで針治療を試したいなら円皮鍼(えんぴしん)と呼ばれるものがあります。
痛みはほとんど感じず「磁気テープ」のように貼ったまま3日くらいは放置できます。
シップのように匂いもしませんしつけているのも気づかれません。
私は腰痛は最近感じないのですが肩こりが辛い時にもお世話になっています。
それでも腰痛が辛くて辞めた場合
先ほど紹介した腰痛対策を行うことで負担が軽減されるなら良いのですが椎間板ヘルニアと診断されたり、腰痛が辛すぎてもう続けられないという場合は転職するのもありでしょう。
実際美容師が何歳頃に転職しているかというデータを見てみると男性の場合30歳を境に、女性の場合40代前後で独立や転職など新たな道を歩む人が多いのが分かります。
年齢を重ねるほど体の負担も大きくなります。
美容師を続ける場合でもカット専門店に転職した人もいますし異業種に転職した人もいます。
理想は無職になる前に転職活動を始めること。
美容師を辞めるか続けるか迷っている方は以下記事を参考にしてください。
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