こんにちは美容師アベです。
今回はマイナチュレカラートリートメントを利用して分かった「メリット&デメリット」をプロの視点から分析しました。
結論から言うとマイナチュレカラートリートメントに目立つ悪い口コミは以下の通りです。
マイナチュレで目立つ悪評
- 頭皮や指・爪が染まってしまう
- 肝心の髪の毛が染まらない
- すすぎに時間がかかりすぎる
- すすいだ場所が汚れてしまう
※公式サイト口コミから抜粋して引用
プロの視点から解説するとマイナチュレの悪評の原因は主に3つあります。
- 髪質が合わなかった
- 利用方法に問題があった
- カラートリートメントの特性上仕方ない
実際にダークブラウンを「痛みが少ない固い髪質・傷んでいて細い髪質」双方のモデルに使用してもらいました。
その結論から言うと髪質を選ぶ商品と言えます。
髪質を問わず綺麗に染まる商品ならルプルプを推奨します。
マイナチュレに目立つ悪評の原因とその理由、対策を含めてプロの視点からアドバイスしました。
最後まで読んでみてくださいね。
【美容師解説】マイナチュレカラートリートメントの悪い口コミ【原因&対策】
マイナチュレカラートリートメントが染まらない原因は2つ
マイナチュレカラートリートメントが染まらなかった原因をプロの視点から考察すると原因は2つあります。
ポイント
- 髪質が合わなかった
- 使用方法に問題があった
実際に使用した結果から見ても、細い髪の毛では綺麗に染まったのに対し油分が多い健康な髪の毛では染まりが悪かったです。
実はカラートリートメントは「健康な髪の毛」ほど染まりにくい性質があります。
健康な髪の毛はマニキュアの方が染まりやすくダメージしている髪の毛はカラートリートメントの方が染まりやすい特徴があります。
これが原因で健康な髪の毛は染まりにくかったのだと思います。
マイナチュレカラートリートメントが染まらないのは髪質が合わないから
マイナチュレカラートリートメント「ダークブラウン」を使いました。
ラインナップは2色(ブラウン・ダークブラウン)あり今回使用したのは濃い方です。
健康な髪の毛は染まりにくかった
油分が多い健康な髪の毛です。
塗布したらラップして放置します。
ブロー無しでこれだけ綺麗にツヤがでました。
これはすごい。
ですが白髪が綺麗に染まりませんでした。
左からビフォー、1回目、2回目の仕上がりです。
プロの視点からアドバイスすると、微アルカリという方式のカラートリートメントは健康な髪の毛も染まりやすいので微アルカリを採用しているルプルプを推奨します。
次は痛んでいる細い髪の毛の染まりです。
傷んでいる細い髪の毛は染まりやすかった
では傷んでいる柔らかい髪質の染まりを紹介します。
見た通りくたっとした髪質で弾力に乏しいやわらかい髪質です。
まずは1回目です。同様に本人に塗布してもらいました。
ところどころ白髪が残った部分もあるものの1回目にしてはそれなりに染まっていますね。
続いて2回目です。
2回目でより濃く染まったような感じです。
2回目で感じたのはツヤ感が増したこと。
生え際の方も綺麗に染まっています。
3回目です。
美容院でカラーリングしたのと同じくらいしっかり濃く染まりました。
どうしても地肌につくのを避けるともみあげギリギリは染まりが甘いのはやむを得ないですね。
濃く染まりました。
黒髪の人が白髪のみ抑えたい場合など違和感なく仕上がります。
この通り痛んでいたり細い髪の毛は染まりやすいです。
そんな髪質の方は健康な髪の毛よりは染まりやすいはずですよ。
染まらなかったのは使用法に問題があった可能性あり
塗り方に問題があると染まりにくい
繰り返しになりますがカラートリートメントは健康な髪質ほど染まりにくい特性がります。
そのためハケを使い髪の毛一本一本にしっかり馴染ませるように染めることがコツです。
美容師的におすすめなやり方がコレです。
実際に試してもらいました。
付属の手袋をしてもらい手のひらにカラートリートメントを取り出してもらいました。
市販に売っているようなコームの歯全体にカラートリートメントをしっかり馴染ませます。
コームで白髪をかきあげるように塗布していきます。
100均でオレンジ図のようなクシが売っていると思います。これを用意してクシの「歯」部分にたっぷりとカラートリートメントを馴染ませましょう。
手袋(手のひら)に取ったカラートリートメントにクシを押し付けて馴染ませてください。
適度な粘性(緩すぎず・かたすぎず)で塗りやすい商品です。
放置時間が短いと染まらない
塗り終わったら最低15分~20分置きましょう。
放置時間が短いと余計染まらなくなります。
洗面台や浴室の汚れは事前準備で回避できる
カラートリートメントに使わている染料は「乾いているとしっかり染まりやすい」という性質があります。
ですから汚れたくない洗面所やお風呂を事前に濡らすことで汚れを回避できます。
髪の毛も同様に乾いている方が染まりやすいですよ。
地肌が染まりやすいのはカラートリートメントの特性上仕方ない
セルフで塗るとどうしても地肌についてしまいますね。
地肌についた場合どのくらい染まってしまうのでしょうか。
写真の通り少し地肌に色残りしてしまいました。
カラートリートメントの特性上地肌や爪につくと染色してしまいます。
手袋は着用しましょう。
地肌にもできるだけつかないように塗布した方がいいですね。
すすぎに時間がかかるのも商品特性上しかたない
カラートリートメントは染毛剤と違い髪の毛表面に吸着して染まるタイプの白髪染めです。
そのため色落ちしやすいという特性があります。
また色が濃い程、流すのに時間がかかります。
マイナチュレは濃い色のラインナップ2色ですから商品特性上仕方ありません。
実際の使用感ではカラーリングしてから2日程度はすすぎに時間がかかるとのこと。シャンプーするとかなり色落ちしますが3日目以降は徐々に落ち着くようです。
1週間後の色持ちを見せてもらいました。
それなりにキープされています。
これなら週1回の利用で綺麗な髪色を維持できますね。
マイナチュレの悪い口コミの真相は使い方や髪質に原因がありそう
ここまでまとめた通りマイナチュレカラートリートメントは髪質が合っていて使用方法に問題が無ければ染まる商品です。
洗面所の汚れ・頭皮の染色はマイナチュレに限らずカラートリートメント全般に言えることです。
マイナチュレを利用してみたいという方は「放置時間」を長めにとり「クシ」を使って髪の毛一本一本にしっかりとカラートリートメントを馴染ませる工夫が必要ですよ。
マイナチュレカラートリートメントの疑問
色の選び方
あなたの今の髪色が室内でほんのり明るく見える程度ですと、ダークブラウンを使うと全体の印象が落ち着いた明るさに仕上がるはずです。
7明度以上の人が使うと少し暗くなったなぁーと感じるかも知れません。
もし毛先が暗くなるのが嫌ならブラウンを選びましょう。
「今後毛先の色を落ち着かせたい」「根本の黒い髪の毛と自然に馴染ませたい」場合は「ダークブラウン」がいいでしょう。
白髪が多い場合も染料が濃いダークブラウンを使った方がしっかり染まるでしょう。
カラートリートメントは白髪しか色が見えませんが髪色が明るい場合全体の印象が「暗く」なることがあります。
心配な時はブラウン、または目立たない部分の髪の毛(襟足で隠れる部分等)に塗布してテストしてみるのもいいですよ。
マイナチュレカラートリートメントの香り
マイナチュレはハーブのようなきつくない香りでした。
ツンとしないのでカラーリングの匂いが苦手な人でも大丈夫そうです。
マイナチュレの購入法
オフラインでは「ロフト・東急ハンズ」で取り扱いがあります。
ネットで購入する場合の窓口です。
マイナチュレカラートリートメント | 楽天市場公式ショップ | Amazon公式ショップ | ヤフーショッピング公式ショップ |
初回1本のみ(税・送料込み) | 5128円 | 5128円 | 5128円 |
送料 | 送料無料 | 送料無料 | 750円 |
合計 | 5128円 | 5128円 | 5878円 |
定期購入 | 1本定期コース 初回限定3300円 2回目以降 3718円(送料無料) | 定期お得便は5%オフ
| なし |
送料を含めるとヤフーショッピングが一番高いですね。その他3つは同じ価格でした。
定期コースで初回少し安いのは楽天公式ショップでした。