こんにちは美容師アベです。
こんな疑問にお答えします。
結論から言うと多くの美容師はお客さんとの恋愛は無しと考えている人が多いですよ。
それは以下の理由からです。
美容師がお客さんと恋愛を避ける理由
- お客様を失客する可能性があるため
- お店の信用を傷つける可能性があるため
素敵な女性だと思っても恋愛となると話は別です。
第一に断られると大事なお客さんを失うことになります。
お客さん側からすればまったく好意の無い美容師から告白されたら怖いと感じませんか?
さらに本音を言えば歩合制の美容院で働く美容師はお客様の入客や売上によって給与が変わります。
お客さんを失うということはそれだけリスクがあるということなんです。
また問題は美容師一人だけでは済みません。
「あの美容室の美容師はお客さんに手をだそうとする」と悪評が広まれば勤め先にも迷惑がかかってしまいます。
ですから大半の美容師は「お客様」との恋愛は避ける傾向があります。
ですが好意をもたないかといえばそれは別でしょう。
中には「素敵だなぁ」と思うお客さんがいることも事実。
そこでもし好意があるお客さんと会話しているとしたらこんな風になるだろうなという点を美容師がまとめてみました。
美容師が好意のあるお客さんに出す会話のサインは4つ【脈無しの見分け方あり】
美容師が好意のあるお客さんに思わず出してしまう会話のサイン4選
前述した通り、仮に美容師側に好意があったとしても実際に誘う美容師は稀でしょう。
でも「好意を持っている・気になっている」場合美容師の会話にこんなサインがでているかも知れません。
あなたは私の好みですと会話中にアピールしてくる
例えば、あなたが「恋人がいなくて」と美容師に会話を振った場合。
もし美容師があなたに好意があれば「僕ならほおっておかないのにな」的なアピールをしてくるようなら脈ありかも知れません。
美容師側としては勘違いされては困るので「個人的に好きです」と思われるような表現は避けるのが一般的です。
「素敵だからきっと出会いありますよ」という返事と比べるとかなり直接的ですよね。
美容師がこのようなストレートで直接的なアピールをしてきたら好意を持っている可能性があるでしょう。
会話中テンションが高い
誰しもそうだとは思いますが好意がある人と会話できたら嬉しいし楽しいですよね。
楽しく会話するのは美容師の仕事なので会話が盛り上がったり笑顔なのはよくあることです。
ですが、美容師のテンションが他の人と比べて高いなら好意があるがゆえかも知れませんね。
恋愛観を話す
自分の恋愛観を話す心理には2つあるでしょう。
1つは好意を持っている相手の反応が知りたいという心理です。
もうひとつは好意のある方の恋愛観を知りたいという欲求。
突然相手の恋愛観を聞く訳にはいきませんから、自ら恋愛観を話すことになります。
美容師自身が意識していなくても、好意があることで恋愛観を話題にすることがあるかも知れません。
個人的にモデルを頼んでくる
カットモデルに誘われたからと言って脈ありとは限りません。
ただし、カットモデルが出会いのきっかけになるのは事実です。
例えばカットモデルのお礼に食事に誘うなんてことはありえることですし、カットモデルがきっかけで結婚した美容師も実際知っています。
もし仮にカットモデルのお礼をしようと美容師が考えた場合、通常二人だけの時間を取ろうとはしません。
カットモデルを頼んだその日に、簡単なお礼を用意する程度でしょう。
個人的にカットモデルのお礼にと食事に誘われた場合等は脈ありと判断して良いかも知れませんね。
【美容師の仕事では当たり前】脈ありと勘違いしてしまう美容師の行動
施術時間が長いのと恋愛感情は関係無し
施術時間がいつも長いから私に好意があるのかなと思ってしまうお客さんがいるかも知れません。
これは恋愛感情とは関係ないでしょう。
特に予約制の美容院なら尚更です。
美容師はお客様にかける時間が決まっていますから「恋愛感情があるから施術時間を長めにとる」ということは出来ません。
次のお客さんまでに終わらせるということには結構シビアです。
アシスタントも例外ではありません。例えばシャンプーにしても「シャンプー台でクロスを付けてお客様を起こすまで13分以内」等厳しいクリア基準が設定されています。
施術時間が長いのはただ時間がかかる技術だからで脈ありのサインと捉えない方が良いでしょう。
とても丁寧に説明してくれる
丁寧に説明してくれるのは脈があるから?と思うお客さんもいるかも知れません。
美容師の仕事は基本やり直しがきかない仕事です。
美容師が一番怖いのは「クレーム」なんですね。
クレームを回避するのに一番大事なのは丁寧なカウンセリングです。
丁寧にカウンセリングすることでリスクも説明し納得して頂いた上で施術に入るのがクレームを避ける基本中の基本なんです。
どんなお客様でも喜んでいただく第一歩は丁寧なカウンセリングなので恋愛感情とは結びつけない方が良いでしょう。
会話が弾んで楽しい・笑顔でいてくれる
美容師はお客様に施術を提供するだけでなく心地よく過ごしてもらいたいと考えます。
美容師がやたら話しかけてきて嫌という人が多いように「会話しなさい」と会社方針できまっている場合もあります。
会話が弾んで楽しいのは、あなたと相性が良いからだと思います。
お客様と共通点があれば会話が弾みますし、自然に笑顔になります。
ですがこういうお客様は一人だけに限らず何人かいる可能性もありますので「相性が良い」とは言えますが「脈がある」とまでは言えないでしょう。
お客様を褒めるのも美容師の感覚では当たり前
美容師はお客様のファッションは結構見ています。
品定めしている訳ではなくファッションから趣向を理解しヘアスタイルに活かすためです。
ファッションが素敵だなぁと思ったら素直に「素敵ですね」と伝えたりしますが、好意があるからと決めつけるのは危険です。
会話を覚えているのはカルテに記入しているから
美容師は会話の中身をカルテに記入する場合もあります。
例えば「〇月にライブに行く」とお客様に伺えばそれを記入しておきます。
次回ご来店の際ライブ楽しかったですか?と会話のきっかけにします。
特に何度も通って下さる常連のお客様になるとわざわざカルテに記入しなくても記憶していることも多いですよ。
会話を覚えている美容師はあなたを「お客様」として大事にしていることは確かでしょう。
ですが脈ありとまでは言いきれません。
彼氏の有無を聞く
これは微妙なところですが、お客様のプライベートを根掘り葉掘り聞く美容師はあまり良いとは言えません。
彼氏がいないこと気にしてるお客様だと気づけてしまうことになるからです。
ただし無神経な美容師だと軽い気持ちで彼氏の有無を聞く可能性はあります。
ですが好意があるから聞くというよりも多くは会話のきっかけをつかむことが目的である場合が大半でしょう。
美容師はお客さんとの恋愛は避ける傾向にあるが可能性は0ではない
出会い方は様々です。
例えば同じビルで働いている人と結婚した美容師を知っていますし、カットモデルがきっかけで結婚した美容師も知っています。
きっかけが何であれ、お互いが幸せになる出会いなら素晴らしいことです。
美容師は仕事柄お客様へアプローチするのは難しいですから、もし1対1で誘われた場合はかなり脈ありかも知れませんね。
女性の場合は特にどんな人なのかよく見定めて傷つかないように注意して下さいね。
良い出会いがありますように。