【美容室経営者が教える】美容師専門学校を辞めたい理由別アドバイス

こんにちはおりくまです。

今回は「美容専門学校」を辞めたいと悩んでいる美容師の卵、美容専門学校生さん向けに記事を書きました。

【美容室経営者が教える】美容専門学校を辞めたい【お悩み別アドバイス】

まず悩みがどうであれば「美容師の仕事に就きたい」という気持ちが残っているなら続けるべきです。

ですが「美容師国家資格に合格しても美容師の仕事にはもう就きたくない」という場合は辞めることも視野に入れるべきでしょう。

お悩みに応じてどうすべきかまとめたので参考にしてください。

勉強が苦手でついていけないから美容専門学校を辞めたい

勉強には確かに「得意・不得意」があります。

一回で読んだだけで覚えられる人もいれば数回書かないと覚えられない人もいます。

美容専門学校を辞め他の業界に就職しても「勉強」はついて回ります。

例えば家電量販店に勤める場合でもメーカー講習で新商品について勉強しなくてはいけません。

事務職についてもその業界の商品や業務システムを扱えるように学ばなければいけません。

携帯ショップに勤めても新たなプランについて学びお客様にセールスできなくてはいけません。

このようにどんな仕事に就いても一生勉強です。

勉強が苦手なら勉強の仕方を工夫してみましょう。

手っ取り早いのは過去問をひたすら勉強することです。

過去問を解きテキストから答えを探る。

ひたすらこれを繰り返します。

テキストをただ読んでいても「どこが重要でどこが重要ではないか」判断できませんよね。

だから頭に入らない。

美容師国家資格はマークシート方式なので「答えさえ覚えておけば書ける必要はない」んです。

また過去問を参考にオリジナルの単語帳を作るのも良いでしょう。

一門一答を作り常時持ち歩く等して頭に叩き込みます。

人より物覚えが悪い人は確かにいます

しかしそれはしようがないことです。

苦手なことはその分、数をこなすしかありません。

勉強が苦手なだけで美容専門学校を辞めるのはもったいないです。

技術が習得できない&ついていけない⇒不器用だから辞めたい

周りはワインディングをすらすらできるのに私はできないから美容師に向いてないに違いない。

だから辞めたい。

こんな風に悩む人もいるかも知れません。

私は美容師歴10年以上で後輩を何人か育てた経験もありますが不器用な人もいれば器用な人もいました。

ですが不器用だからと言って美容師に向いていないかといえばそれは違います。

美容師に向いているか否かは「仕事を続けられるか」「ホスピタリティがあるか」に尽きると考えます。

今あなたが悩んでいるように多くの美容専門学校生は途中で辞めていきます。

また美容師になってからも悩みは尽きません。

美容室に就職しても多くが1年たたず辞めていきます。

実は続けることが一番難しいんです。

美容師の適正第一条件は「続けられる人」です。

適正第二条件は「ホスピタリティ」がある人です。

ホスピタリティとはお客様を想う気持ちです。

そのお客様に喜んでもらいたいと思う気持ちが大事なのであって器用さはさほど重要ではありません。

お客様に喜んでもらいたいと思えない人はお客様に支持されないからです。

不器用さは何とでもなります。

例えばあなたは箸を上手に扱えますよね。

それはあなたが人生で反復してきたからです。

小さい頃から反復してきたからこそ今意識せずとも手が動くようになりました。

美容の技術も反復です。

不器用な人は出来るまでやればいいんです。

器用か不器用かは「上達の速度」の違いだけです。

あなたが美容師になりたくて続けられるなら「不器用」かどうかは美容師の適正となんら関係ありません。

学校で馴染めない・人間関係が辛いから美容専門学校を辞めたい

美容専門学校で私だけ浮いている…うまく馴染めないから辞めたいと悩む人もいるでしょう。

ですが人間関係はどこにいってもついて回ります。

例えば美容専門学校を辞めて就職してもそこの人間関係に悩みますし、他の専門学校にいっても悩みます。

今逃げてもまた人間関係に悩むことでしょう。

社会に出るとはそういうことです。

不満を見ている(探している)うちは不満しか見えてきません。

「仲良くなりたい⇒仲良くなれた⇒仲良くなったら色々と面倒くさい(←不満を新たに見つけ出す)⇒距離をとりたい」

結局人生について不満を探しだしたらきりがないんです。

気づかずに不満ばかり探していませんか?

孤独でつまらない学生生活の裏返しは「一人の時間を有効に使える」とポジティブに考えることも必要です。

美容専門学校なんてたった2年通うだけです。

終わったらそこでおしまい、そのくらい割り切って考えてもいいと思います。

そもそも学校に通う目的は「学生でワイワイ楽しい生活を送るため」ではなく「美容師免許を取得するため」です。

もしあなたが美容師になりたいという気持ちがあるのならただ美容師免許をとるためにやるべきことをやればいいんです。

せっかく美容専門学校に入ったのだから「とりあえず」続けて欲しいという親心

今どんな悩みに向き合っていようがあなたが「美容師の仕事に就きたい」という気持ちがあるなら乗り越えるしか道はありません。

どんな道に進んでも「辛いこと&困難なこと」はありますし「楽な仕事などない」からです。

親の立場で考えると「せっかく選んだ道だから最後までやり遂げて欲しい」「とりあえず中退はせず卒業だけはしてほしい」という親心は理解できます。

ですが美容師の立場から考えると「とりあえず」でできるほど美容師の世界は甘くないのも事実です。

仮に国家試験に合格してもそこからがスタートです。

就職すればスタイリストになるまで2年~3年は営業終了後などもレッスンし技術を磨かなければなりません。

その困難を乗り越えられるかどうかは「美容師の仕事に就きたいか」または「食べていくためにやるしかない」という意気込みがあるかです。

美容専門学校の環境で根を上げるようでは就職しても長続きしないのが現実でしょう。

誰しも道を間違えることはあると私は考えます。

無駄に学費を払うくらいなら中退のレッテルを受け入れ新たなスタートを切ることもありかもしれません。

とりあえず「美容師免許を取得する」意味はあるのか

美容師の仕事には就かないが資格だけはとっておくべきかと悩む人もいるでしょう。

例えば数年スタイリストを経験したのち異業種に転職するのであれば美容師免許を活かした転職も可能です。

例えばウィッグ関係、美容機器メーカー、美容機器卸への転職などが考えられます。

ですが美容師免許を取得しているだけで何かメリットがあるのかと問われるとかなり厳しいと言わざるを得ないと思います。

もちろん美容師資格を持っていることで重宝される業界はあります。(例えばアイリストになりたい・まつげエクステがしたい場合など)

ですがこういう職種は稀と言わざるをえません。

ただし「最後までやり遂げた(中退ではなく卒業という学歴)」が得られるというメリットはあるでしょう。

辞めた後に起きる現実を今想像することが大事

もし美容専門学校を辞めた場合その後のことも考えなければいけません。

まず「中退という学歴」が一生ついて回ることです。

「中退」というのは「途中で投げ出した人」として社会からはみられます。

例えば美容師専門学校を辞めて他の企業に面接に行ったとき「中退した理由」を自分の言葉でしっかり説明できなければいけません。

ただ単に「辛かったから辞めました」「思っていたのと違っていたので辞めました」という返答では「うちの会社でも辛かったら辞めるのではないか・仕事が合わなければすぐに辞めるのではないか」と思われるからです。

「中退」という事実について自分で責任を持たなくてはなりません。

辞める場合はその覚悟をもつことが必要です。

とりあえずフリーターは一生フリーター

中退した後どうしたいか真剣に考えることも必要です。

若いがゆえに中退した後とりあえずフリーターで稼げばいいと考えるかも知れません。

ですが「目的をもってフリーターをする」のと「とりあえずフリーターをする」のではまったく意味が異なります。

目標達成の資金を稼ぐため(例えば新たに専門学校に入り直すための学費を稼ぐなど)にフリーターになるのならいいかも知れませんがとりあえずフリーターというのはおすすめしません。

将来面接を受ける際学歴の空白期間何をしていたかが問われるからです。

フリーターから正社員になれるのはせいぜい20代後半まででしょう。

30代以降になるとフリーターから正社員になるのはかなり難しくなります。

親はいつまでも元気ではありません。

自ら稼ぎ生きていかねばいけませんので将来を真剣に考えるいい機会と捉えて今一度将来を考えてみましょう。