こんにちは美容師アベです。
今回は美容師からアイリストに転職を果たしたKさんにインタビューしました。
- アイリストの仕事のやりがい・厳しさ
- 未経験からアイリストに転職した場合のキャリアアップ
- 労働時間や給与・休日の待遇面の変化
など気になる点を聞いてまとめましたので美容師からアイリストを目指したい方は最後まで読んでみてくださいね。
【体験談】美容師からアイリストに転職【給与や労働時間がどう変わるかインタビュー】
美容師を辞めた理由

私は元々メイクやヘアセットを仕事にしたいと思っていました。
それでも美容室に就職したのは美容学校で就活担当の先生に強く勧められたからです。
美容室に就職する際もヘアメイクの練習も出来ると記載があるお店を探しました。
けれど実際はアシスタント業務をひたすらにこなす日々。
お給料も不安定で、このままハサミのローンを組むのは厳しいと感じ3年目で辞める決心をしました。
美容師からの転職先にアイリストを選んだ理由・きっかけ

美容師を辞める際、美容業と関係のない事務職などに転職しようかとも考えました。
ですが美容の仕事にもう少し携わりたい気持ちと、せっかく親に美容学校の学費を負担してもらったのだから美容師免許を活かせる仕事を探してみようと思いアイリストを希望しました。
美容師の経験がアイリストで活かせたと感じた事

私が就職した美容室は接客面に力を入れていました。
定期的に接客の講師の方に講習を受けたり上司からも細かな言葉遣いや所作を教え込まれていました。
転職した際も接客や電話対応が丁寧とお褒めの言葉をいただくことがあり職種が変わっても活かせているなと感じました。
美容師からアイリストを目指す際の志望動機や自己PR

志望動機は、美容師免許を活かせる仕事がしたいことや、人のキレイのお手伝いができる仕事がしたいことを伝えました。
自分自身、目元にコンプレックスがあったので、同じように悩みを抱えている方のお役に立てるようなアイリストになりたいと思ったからです。
自己PRは「サロンで接客講習を受けていたこと」実際に「電話対応・サロンでの接客」でお褒めいただくこともありましたのでその点をアピールしました。
受けたサロンが、ナチュラルなイメージの柔らかい雰囲気だったので、面接は硬くならないよう自然な感じで臨みました。
自分もリラックスできていた方が、伝えたいことがきちんと伝えられたり、雰囲気がサロンに合っているか、自分も面接する側も分かりやすいと思います。
アイリストのキャリアアップ

私の例を参考に紹介しますね。
まず最初に
- エクステの種類
- グルーの種類や成分
- エクステの装着方法
- やってはいけない装着法
など、未経験のわたしでもわかりやすいように理論的なことを教えていただきました。
その後、先輩アイリストから施術準備や手順を教わりモデルを頼んでいた友人に初めてまつげエクステ装着を行いました。
この頃は一本装着するのに数分かかっていたように思います。
翌日からはモデルを集めて1ヶ月ひたすらモデルをこなしました。
初めは2時間ほどかけて80〜100本。
カウンセリングを教えてもらいデザイン提案をしながらタイムを縮め本数も増やしていき上下のメニュー…と段階を踏んで練習しました。
初めて入社したまつ毛エクステサロンは、当時パーマの取り扱いはなかったので1ヶ月間エクステのみを練習し1ヶ月後にデビューしました。
3年ほど働き、業務委託のサロンで働かないかと声をかけていただきそこから現在まで業務委託でアイリストを続けております。
美容師からアイリストに転職する上で努力したこと
ハローワークやネットで転職先を調べました。
気になるサロンはホットペッパーで口コミやお店の雰囲気などを確認したりもしました。
自分自身がまつ毛エクステの施術を受けたことがなかったため知識がほとんどゼロの状態でした。
そのため研修中は少しでもエクステの知識を得ようと心がけておりました。
1ヶ月の研修期間は長いようで短いと焦りを感じていましたので空いた時間は先輩アイリストの実際の施術を見学し接客や時短の方法・手元などを学んでいました。

美容師からアイリストに転職して変わったこと

労働時間は減りました。
美容師時代は、朝9時前に出勤、夜は練習が終わった後も店長が業務をしていると先に帰ることができず23時や24時に退勤することもありました。
アイリストになってからは、店の営業時間に合わせた出退勤で気持ちに余裕ができました。
休日も増えました。
美容師時代は月に8日ほどの休みのうち1〜2日は講習でつぶれていました。
アイリストになってからは任意の講習が半年に1度ほどです。
だいたい月に8〜10日ほどはお休みを頂いています。
しかも美容師時代は土日のお休みは滅多にありませんでしたがアイリストになってからは月に1〜2日以上は頂けています。
給与面でも、美容師の時より生活に大幅な余裕ができています。
アイリストの大変なところ
アシスタント時代はカウンセリング〜お会計を自分1人で担当するということがほとんどありませんでした。
アイリストになってからは、一人でその責任を負うためとても緊張しました。
あとは、仕事中の姿勢や目の疲れなど身体的なことで大変さを感じることはあります。
アイリストのやりがい

仕上がりに喜んでもらうことはもちろんですが、次のご来店の際に家族や友達など周りの方から好評だったお話などが伺えるとやりがいを感じます。
あとは、特別なイベントのためにまつ毛エクステやパーマをお任せいただいた時に特にやりがいを感じます。
たくさんのサロンがある中でお任せいただけることや素敵な思い出の一部になれることが嬉しいです。

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