こんにちは美容師アベです。
今回は美容師6年目でメーカーインストラクターに転職を果たしたKさんにインタビューしました。
美容師からメーカーへ転職したいと考えている方は是非参考にしてください。
もくじ
- 1 【成功体験談】美容師からメーカーインストラクターに転職した体験談
- 2 美容師を辞めた理由は何ですか?
- 3 美容師からメーカーへの転職を意識したのは美容師歴何年目の頃ですか?なぜメーカーを転職先に選んだのですか?
- 4 美容師からメーカーインストラクターへ転職するための必要条件
- 5 美容師からメーカーインストラクターに転職するために努力したこと
- 6 メーカーでの仕事内容について教えてください
- 7 美容師からメーカーインストラクターに転職して感じた大変だったこと&やりがい
- 8 美容師からメーカーインストラクターを目指す方の面接対策
- 9 美容師からメーカーインストラクターを目指す方の書類対策(志望動機・自己PR)
【成功体験談】美容師からメーカーインストラクターに転職した体験談
美容師を辞めた理由は何ですか?
美容師を辞めた大きな理由は手荒れです。長いこと皮膚科に通い治療をしていましたが、何をどう頑張っても治ることはなくドクターストップが掛かりました。
サロンのオーナーから「シャンプーに入らなくてもいいから、美容師を続けて欲しい」と言われました。
しかしシャンプーでのお客様とのコミュニケーションを大切にしていた自分の中に疑問が生まれました。
また「そこまで身を削って頑張らなきゃいけないの?あと何年?」と思い始め新しい職を探すことに決めました。

美容師からメーカーへの転職を意識したのは美容師歴何年目の頃ですか?なぜメーカーを転職先に選んだのですか?
美容師からメーカーへ転職したのは美容師6年目のことです。
美容師という仕事が好きな私は、6年間で得た自分の美容師スキルを自ら手放すことが出来ませんでした。
そんな中一番に思いついたのが美容メーカーでした。
美容室専売品を取り扱う美容メーカーには実技講習インストラクター(美容師免許必須)の仕事が存在することは知っていました。
美容メーカーなら美容師のスキルを活かしつつ、もともと好きだったケミカルに関する知識も高められると思い転職先に選びました。

美容師からメーカーインストラクターへ転職するための必要条件
美容師からメーカーへ転職するには美容師歴3年目以上が望ましいかと思います。
コミュニケーションはもちろんのこと、カラーやパーマの実技や理論知識も求められます。

美容師からメーカーに転職すると知識・経験が豊富な分、自分の中の美容像が出来上がっている方が多いです。
しかしメーカーインストラクターの仕事は自分の考えだけではなく、メーカーの方針を柔軟に飲み込める素直さも大切です。
さらに営業やインストラクターでも代理店やサロンとのコミュニケーションがメインとなるため、ビジネスマナーが必要になります。
美容師ではビジネスマナーを学ぶ機会がないため、最低限の常識とマナーは持ち合わせていた方が良いです。

美容師からメーカーインストラクターに転職するために努力したこと
メーカーに転職するうえで自己分析を改めて行いました。
まずは美容師の実技の中でも自分の好きな分野(カットやカラーなど)は何かを明確することから始めました。
それによって企業に対し今のスキルでどんな貢献ができるかを明らかにしました。
自分の特徴を明確にすることは面接対策に役立ちました。
また、メーカーの情報収集にも力を入れ会社の取り組みや新商品などの情報をHPやSNSでチェックするようにしました。
各メーカーの特徴を知ることで自分のビジョンをより具体的に考えるようになりメーカー選びに役立ちました。

メーカーでの仕事内容について教えてください
メーカーでは営業兼インストラクターとして業務をしています。
朝は営業として代理店へ訪問、午後は取引先のサロンへ訪問し商品の説明や悩みに応じた提案をしていきます。

代理店やサロンに新しい提案をし臨店(講習)を取るのが営業の仕事です。
更に、取れた臨店は後日インストラクターとしてサロン訪問し1時間~2時間程で商品説明と実技のデモストレーションを行います。
臨店で取り扱いサロンを増やすことがインストラクターの仕事になります。

美容師からメーカーインストラクターに転職して感じた大変だったこと&やりがい
物事をわかりやすく伝えることに苦労しました。
コミュニケーション力には自信があったものの短時間でわかりやすく説明できることがメーカーの営業・インストラクターには求められます。
商品の良さを伝え、実技で実感していただき、導入に繋がった時がこの仕事の一番のやりがいに感じます。
元美容師だからこその技術力と知識量は今でも大きな強みになっています。
労働環境に関しては美容師時代に比べればホワイトです。
しかし、臨店はサロンの営業終了後に行われることが多く、サロンの営業時間によっては21時から臨店になることもあります。
もちろん残業代は発生しますが帰りが遅くなることも多く拘束時間が長いのも現状です。

美容師からメーカーインストラクターを目指す方の面接対策
自己紹介を簡潔に2分間で話せるように何度も練習をしました。
内容は履歴書や職務経歴と被らないように趣味の話を交えながら、自分のウリを伝えられると良いかと思います。
実際に「美容以外の趣味はライブとフェスです。周りの人とすぐに溶け込むことが得意なので、1人で行って楽しむこともあります。」と趣味からコミュニケーション能力があるということを具体的にアピールしました。
また面接で絶対に聞かれることが「美容師を辞めた理由」です。
正直に話すことも重要ですが、ネガティブワードを出さないように前向きな考えを伝えられると良いかと思います。
美容師からメーカーインストラクターを目指す方の書類対策(志望動機・自己PR)
書類対策として実務経歴書(A4用紙2枚程度)にこれまで職歴や実績を具体的に記入しました。
美容師の場合実績は売上や指名数になります。
志望動機ではそのメーカーを選んだ理由やこのメーカーで何を学んで成長していきたいかを記載しました。
また元美容師だからこそできる強みを明記することが大事です。
元美容師だからこそ「サロンに寄り添った視点」を持ち「技術力を活かすことでカラー剤の良さを伝えられる」などとPRしました。

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