当ブログはサーバー維持管理費用・取材費用等捻出のためアフィリエイト広告・Googleアドセンス広告を利用しています。

ブログ

美容院のシャンプーが気持ちいい理由【美容師がコツを伝授】

アベ

小学4年生の息子と妻をこよなく愛する中年ブロガー45歳【美容師・管理美容師】ワンオペ美容室を経営。前職はリーマン。就職支援業務の企画・運営経験あり【ブログのコンセプト】美容師がより豊かになるための情報提供&美容に関する正しい情報を発信し「素敵になる」ことのお手伝いをする。

こんにちは、美容師のアベです。

先日、お客様からこんな声をいただきました。

「シャンプーってこんなに気持ちいいものなんですね。私も訪問介護で不自由な方にシャンプーしているんですが、気持ちいいと思ってくれているのかな・・・」

美容師だけでなく、シャンプーを行う職業は他にもあることに気づきました。気持ちいいシャンプーを提供したいと熱心に研究している様子に心打たれ、コツを伝授することにしました。

今回は、自宅で美容院のシャンプーを再現したい方や、看護師さん、介護士さん、家で介護に頑張るあなたのために、気持ちいいシャンプーの秘密をお伝えします。

この記事を参考に、気持ちいいシャンプー技術を習得してください!

美容院のシャンプーが気持ちいい理由&コツ

力加減が適切で気持ちいい

美容院でシャンプーが気持ちいいと感じる理由は、力加減が適切だからです。

美容院では「力加減いかがですか?」と聞かれた際に、ほとんどの日本人が「大丈夫です」と答えます。

そのため、適切な力加減を推測することが重要です。

頭皮には固い人と柔らかい人がいるため、力加減を調整することが気持ちいいシャンプーのコツです。

経験を積むと、頭皮の固さに応じた適切な力加減が分かるようになります。

高齢者が気持ちいいと感じるシャンプーの力加減

高齢者は特に痛みに敏感なため、力加減は弱めにスタートし、手の振りをやや大きめにすると心地よく感じられます。指の角度にも注意し、指の腹で優しく洗いましょう。

男性と女性によって気持ちいいと感じる力加減は異なる

男性は比較的強い力加減を好む傾向があります。

男性にシャンプーをする場合は、力加減をやや強めに設定し、指先に角度をつけて力を伝えやすくします。爪が頭皮に当たらないように注意しましょう。

シャンプーする際の指の角度をウィッグで説明

美容院のシャンプーが気持ちいいのは全てを網羅してくれるから

シャンプー後に「気持ちよかった」と感じるのは、かゆみがどこにもなくすっきりした状態だからです。

頭皮全体を網羅するために、洗う順番を決めましょう。

生え際から襟足にかけて、ギザギザに指を動かして洗います。

網羅的に洗うための手順をウィッグで説明

シャンプーのポイント

頭全体を網羅するために生え際⇒襟足へ順番にシャンプーします。

写真のようにギザギザに指を動かしましょう。(本来はこのギザギザをもっと細かくします)

指の腹で洗るのもポイントです。

もしあなたが誰かをシャンプーする場合は「際」を丹念に洗いましょう。

例えば耳の上・耳の後ろ・生え際・襟足などです。

美容師アベ
頭は丸いです。これを忘れがちです。頭の丸みに対して指が常に同じ角度で当たるように意識しましょう。特に後頭部から襟足にかけて頭の丸みは内側に入りますよね。誰かを洗ってあげる場合は頭の丸みを意識しましょう。

リズム感を一定に保つと気持ちいいと感じる

美容院のシャンプーが気持ちいいのは、一定のリズムを維持しているからです。シャンプー中に手が止まったり、リズムが乱れたりすると、リラックスしにくくなります。一定のリズムを保つようにしましょう。

水圧&水の音

水圧が弱いとスッキリしないため、美容院ではかなり強めの水圧が設定されています。

家庭用シャワーで美容院のシャンプーを再現するには、シャンプーヘッドを交換するのも一つの手です。

水の音もリズムを一定に保つことが重要です。

私の場合お湯を手のひらにためながら「シャッ!シャッ!シャー」「シャッ!シャッ!シャー」というような同じリズムで水の音を出すようにしています。

洗う時もリズムは重要で手が途中で止まらない&手がお客様の頭から出来るだけ離れないように配慮したり、お湯を頭から極力離さないことにも気を使います。

ふわふわの泡立ちで包み込むのが気持ちいい秘訣

泡立ちが不十分だと気持ちよさが半減します。

事前に頭皮をしっかり濡らし、シャンプーを泡立ててから洗いましょう。

泡立て方も大事です。

泡立てのポイント

  1. 事前に頭皮をしっかりとお湯で濡らしておく(2分から3分は流す)
  2. しっかり頭皮・髪の毛を濡らしたらシャンプーを手のひらに取り、少量のお湯で手のひらで混ぜ合わせる
  3. 頭皮をめがけてつける
  4. 5本の指を地肌スレスレで組んだり、離したりするようにして空気を入れ込みながら、ふわふわと泡立てる

シャンプーの香りで心地よさを演出

シャンプーの香りは触覚・嗅覚・聴覚に総合的に訴えかけ、気持ちいいシャンプーを演出します。

気遣いが気持ちいいシャンプーの絶対条件

シャンプーの気持ちよさには「お客様を想う気遣い」が欠かせません。

介護などの場面では、シャンプーされる側の姿勢や快適さにも配慮が必要です。

リラックスした状態でシャンプーを受けられるように心掛けましょう。

美容師アベ
髪の毛や頭皮に優しい正しいシャンプーのやり方は以下記事で紹介しています

さらに詳しく

カテゴリー

  • この記事を書いた人

アベ

小学4年生の息子と妻をこよなく愛する中年ブロガー45歳【美容師・管理美容師】ワンオペ美容室を経営。前職はリーマン。就職支援業務の企画・運営経験あり【ブログのコンセプト】美容師がより豊かになるための情報提供&美容に関する正しい情報を発信し「素敵になる」ことのお手伝いをする。

-ブログ