【美容院で襟足どう頼めばいいの?】現役美容師がアドバイス

こんにちは!美容師おりくまです。

私のお店は7・8割がショートカットのお客様で「襟足」の処理にはかなり気をつかっています。

悩む女性
美容院で襟足のカットどのように頼んだらいいのかな。どんな風にすれば似合うのかな。種類は色々あるのかな?

こんなお悩みにお答えします。

この記事の内容

女性に似合う襟足カットの種類

襟足カットの頼み方

襟足のクセのタイプに応じたカット手法&頼み方

【美容院で襟足どう頼めばいいの?】現役美容師がアドバイス

襟足の範囲を確認しておこう

悩む女性
えりあしってどこのことなのかな?
おりくま
写真で見ると分かりやすいよね。下の写真を見て。

襟足の解説写真


頭を後ろから見た写真です。この生え際の部分が「えりあし」です。

襟足の両端部分が「みつえり」と呼ばれます。

写真のようにお人形の場合みつえりはあまり出っ張っていないのですが、人間の生え際は「みつえり」が出っ張っています。

おりくま
身近な人の襟足を見てみて下さい。みつえりが伸びているのが分かるはずです。

この「みつえり」の処理がショートカットにはとても重要なんです。

では女性に似合う襟足カットの種類から見て行きましょう。

美容院で頼める襟足カットのバリエーション

ショートカットの襟足を長さで分類すると

  • 指一本分の短さ
  • ミツエリが出ないギリギリの長さ
  • 首につかない長さ(長めのシャギー)
  • 刈り上げ

に大きく分けられます。

それぞれ図解しながら紹介しましょう。

襟足「ぎりぎり」の長さ(=指一本分の長さ=1cmくらい)

指を襟足(頭皮)にぴったり付けてカットした長さです。

人の指はだいたい1㎝程度なので1㎝くらいに切り揃います。

「襟足」の生え際よりも「ミツエリ」は飛び出しています。

そのため襟足を基準にカットするとミツエリ部分のカットラインがはみ出してしまいます。


襟足ギリギリでカットすると写真の通り「左右のミツエリ部分」が飛び出した仕上がりになります。

これではかっこ悪いので飛び出した部分をトリマーなどで剃ります。

女性のミツエリの角を「丸く」仕上げます。

ミツエリぎりぎりの長さ

指1本分にカットすると左右をトリマーでそらなければいけません。

それが嫌な人は「ミツエリが隠れる程度」にカットします。


指一本分の長さはミツエリを落として丸く仕上げますがミツエリギリギリの長さは赤線のようにミツエリに合わせてカットします。

襟足の生え際を見せたくないけど長いのも嫌な人はミツエリに合わせた短さでオーダーしましょう。

首につかない長さ

みつえりより長めに仕上げる方法です。

ショートの場合首に付かない程度にカットするとバランスが良いでしょう。

みつえりに合わせたカット

 


ある程度長さがあるのでシャギーにして毛先に軽さを出すことも可能です。

襟足を刈り上げ

襟足を刈り上げる方法です。

刈り上げる方法にはつなげる方法とかぶせる方法があります。

2つ写真をご紹介します。

刈り上げの女性

こちらのお客様は、段を斜めにつけて、そこに向けて襟足から甘めに刈り上げています。

つながってる刈上げカット技法です。


こちらは、襟足をタイトに刈り上げて、前下がりに段をつけたスタイル。つなげずに刈上げ部分にかぶさっているのでツーブロックというスタイルになります。

美容院で襟足カットの頼み方

「襟足の長さを1㎝にしてください」or「刈り上げない程度にギリギリにカットして下さい」

襟足を指一本分の長さにしたい時のオーダー方法です。

この襟足が似合うのは耳を出すようなベリーショートはもしちろんショートボブ・マッシュルームカットなどもOK。

この他

  1. 耳後ろから襟足までの距離が長い人
  2. いつも襟足が重くなりがちな人

におすすめ。

ただし襟足をシャギーにしたい場合はNG。ミツエリギリギリ以上の長さにしましょう。

おりくま
襟足を1㎝にカットするとミツエリを剃らなければいけません。「ポツポツと毛穴」が目立つことも。剃った跡が見えるのが嫌な場合は「みつえり」に合わせてカットしましょう

ミツエリが出ない程度に短くカットして下さい

ショートカット全般に似合います。

耳を出すような短さでも、耳を隠す長さでもOKです。

ただしミツエリの長さには個人差があります。

ミツエリが長い女性の場合全体的にアウトラインが長くなり襟足が重くなる場合があります。

おりくま
シャギーにできる長さです。

首スレスレにカットして下さい

日焼けが気になるから首が隠れる程度にカットしたいという方もいます。

ただしショートカットの場合、襟足の長さは首につかない程度(首が隠れる程度)までがバランスが取れる長さです。鏡を見ながら美容院で美容師に相談しましょう。

刈り上げてくださいor刈り上げてかぶせてください

刈り上げを頼む際の注意点はどのくらい刈り上げるかです。

アウトラインをほんの少しだけ刈り上げる人もいればスッキリ刈り上げてツーブロックでかぶせる場合もあります。

希望する刈り上げ写真を持参するのが一番確実でしょう。

メンズとレディースで襟足カットの頼み方に違いは無い

男女で襟足カットの頼み方に違いはありません。

これまで紹介した長さを基準に頼んでOKです。

美容師や理容師の仕事によりますが「男性はミツエリに角を出す」のが一般的です。

後ろから見た時に四角い襟足に仕上げます。

一方「女性の場合ミツエリを丸く仕上げる」のが一般的です。

首が細く見える効果もあるからです。

おりくま
女性で短い襟足に挑戦するなら「襟足を後ろから見て丸い感じにできますでしょうか?」と相談するのもあり!

襟足に癖がある人の美容院での頼み方

襟足はクセがアウトラインに現れるので美容師の力量がもろに出る場所です。

襟足のクセには「乱れる」「浮く」「分かれる」などのタイプがあります。

それぞれの特徴と対処法を最後にまとめます。

襟足が乱れるタイプ

襟足が乱れるタイプとは「指に挟んで襟足をカット」すると自然に下ろした時にカットラインが乱れる場合を言います。

こういう場合は「コームブラント」と言う手法を使います。

コーム(クシのこと)で襟足の髪の毛を優しく抑えながら手で押さえずにカットします。

いつも襟足のラインが乱れるのが悩みならカット前に「襟足がいつもガタガタになるのが気になるんです」と相談してみましょう。

上手な美容師なら気をつけて処理してくれるはずです。

襟足が浮くタイプ

襟足が浮く癖がある人は、結構多いです。

襟足が「ピタッ」とならず、「浮き上がる」ので、中途半端に短く切ると襟足が浮いてしまう。

これも失敗の原因です。

そこで美容院で頼みたい対策を2つ紹介しますね。

襟足の毛だけ短くカットする

カットは、基本的に、襟足から、ツムジまでつながって切られているのが通常です。

後頭部真ん中の髪の毛を襟足からツムジまで縦に引き出してみます。

襟足からツムジまでがなだらかにつながっています。綺麗につながっていないと髪のまとまりが悪くなることも。

カットのつながりの説明


これは短くても同じです。

しかし、現代では、あえてそのつながりを意識的に1cmから2cm程度つなげずに切る場合があります。これをディスコネクションカットといいます。

「浮き上がる襟足」の場合その部分をうんと短く切ってしまう方法です(その部分だけ刈り上げもOK)

それ以外の部分をかぶせることでピタッとした襟足をつくることができます。

おりくま
「襟足が浮き上がる癖が嫌なんです。襟足から1cmくらいまでを、うんと短くして上をかぶせたらどうですかね?」と相談してみましょう

「あんまり刈りあがるのは嫌なので、ホント生え際1cmくらいだけ短くしてかぶせたいんです。」とクギをさしておきましょう。

襟足をディスコネクトカット


向かって右側も左側のように襟足1cmを短く切り込んでいますが、かぶせているので違和感無いと思います。

なお襟足の毛量によっては透けて見える場合があります。クセの程度によってはディスコネクトせずに内側の髪の毛を削りとるように切ることで収まる場合もあります。

よく担当される美容師さんに相談しましょう。

あえて長めに残す

浮く襟足の一番無難なカット方法は長さを残すことです。

先ほど紹介した「ミツエリ」に合わせてカットすると良いでしょう。

「いつも襟足が浮くので、浮かないくらいの長さにして下さいと頼めばよいでしょう。

ある程度数をこなした美容師だと切る前に確認しますが、新人はそこまで余裕が無いこともあると思うので、初めていく美容室ではこのように説明すると良いでしょう。

襟足が分かれるタイプ

浮く襟足以外に分かれる襟足というのもあるんです。

真ん中から、ぱっカーン!という具合です。

段がたくさん入っていると余計に分かれやすいので襟足にあまり段をつけないように頼みましょう。

自分で襟足カットする場合

例えば子供の襟足をセルフでカットする場合は髪の毛を濡らして手で持たずカットしましょう。

カットが終わったら自然に乾かして削ぎばさみで毛先をぼかしましょう。

※子供カットについては【セルフカット/男の子編】美容師が15枚の画像で解説

セルフカットで襟足をカットする時はもちろん、眉カットやお顔のうぶ毛そりに便利なトリマーがあります。

一本あると重宝するでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

【美容師・管理美容師】 美容師歴は10年以上。ワンオペ美容室を経営。美容師になる前は就職支援業務の企画営業・運営経験あり。 【ブログのコンセプト】 ☆美容師がより豊かになるために役立つ情報を発信すること ☆出来る限り正しい情報を発信しあなたがより美しくなるための道しるべとなること ブログを通しより豊かになるお手伝いができれば幸いです。