こんにちは美容師アベです。
この記事では「ルプルプは黒髪も染まるのか」について解説しました。
結論から言うとルプルプは黒髪は染まりません。
ルプルプは脱色力(黒い髪の毛を明るくする力)が無いからです。
髪の毛を脱色できるのは染毛剤です。
ルプルプはなぜ黒髪が染まらないのか、黒髪を染めるためにはどんなカラーを使えばいいのか、黒髪を染めるメリット&デメリットは何か解説しましたので最後まで読んでみてくださいね。
【美容師解説】ルプルプは「黒髪も染まる」は間違い⇒黒髪が染まるのは染毛剤
黒髪が染まる仕組み
ルプルプはなぜ黒髪を染めることができないのか。
それは「脱色力」が無いからです。
黒髪が染まるメカニズムが分かると理解しやすいです。
黒髪が染まるまでの流れ
- 黒髪の内部に脱色成分と発色成分が入り込みます
- 黒髪内部の「メラニン(髪の毛を黒く見せているもの)」が脱色成分で壊されて明るくなります
- 明るくなった髪の毛内部で発色成分が働き色がつきます
黒髪はこのように「髪の毛内部に作用」し「脱色&発色」によって染まります。
ルプルプが黒髪を染められない理由
ルプルプはカラートリートメントと呼ばれる商品です。
カラートリートメントは髪の毛の表面に付着して発色するタイプの白髪染めです。
加えてルプルプは黒い髪の毛を明るくする力(=脱色力)もありません。
ですから白髪以外の黒髪を染める力が無いんです。
黒髪を染めたくない方のルプルプ色選びをアドバイス
ルプルプは黒髪は染まらないので希望するルプルプを選べば間違いありません。
ただい色選びで注意したいポイントは2つ。
チェックリスト
- 白髪が少ない人ほど印象は暗くなる
- 白髪が多いほど印象は明るくなる
黒髪は染まらないので黒髪の多少で印象が引っ張られます。
例えば黒髪90本に対して白髪10本のケース。
10本に明るいブラウンを使っても残り90本が黒髪ですから全体の印象は「黒髪」で暗く見えます。
逆のケースだと色見本通りの印象に仕上がります。

黒髪を染めたい方への色選びをアドバイス
ルプルプは白髪しか染まらないカラートリートメントでした。
そのため黒髪が多く白髪が少ない髪の毛をルプルプで染めると(白髪にしか染まらないため)黒髪の印象が強く出るため「暗く」みえがちです。
黒髪も脱色して全体の印象を明るくしたいなら「染毛剤」を利用するしかありません。
染毛剤タイプの白髪染めを利用するメリットは「黒髪」を含め全体の印象を明るくしながら「白髪」も染められることです。
デメリットは髪の毛が傷むことですから染め方&流し方などに配慮が必要です。
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黒髪は染まらないがルプルプの希望色より明るい髪の毛は染まる
黒髪は染まりませんが、ルプルプの希望色より髪の毛が明るい場合染まるケースもあります。
例えば今のあなたの髪色が一番左の色見本ブラウンよりとても明るい場合です。
その場合やや落ち着いた「ダークブラウン・ベージュブラウン」を使えば白髪はその色に染まります。
さらに明るい毛先もある程度落ち着くでしょう。
あまりに明るすぎると明るさが落ち切らないケースがあるのでケースバイケースです。

色選びのポイント
- 毛先の明るさより暗めのルプルプを選ぶ⇒ある程度毛先の明るさも落ち着く
- 毛先の明るさより明るめのルプルプを選ぶ⇒毛先の明るさは変化しない
色選びの参考にしてくださいね。
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