こんにちは美容師アベです。
美容師が触ってきて不快に感じたり、美容師が触ってきたことで好意がある?とドキドキしたり。
美容師に触れられたことで色々なお悩みをお持ちの方が多いようです。
私は男性美容師ですが仕事柄お客様との接触には皆さんが想像する以上に細心の注意を払っています。
美容師がお客様に触れるのはどんなケースがあるのか美容師の心理も併せて解説しました。
美容師が触ってくる!現役美容師が意図的か判別方法を解説
私は女性専用の美容院を経営していますが「誤ってお客様の胸に触れてしまった」なんてことは美容師歴10年以上になりますが一度もありません。
ですが誤ってお客様に触れてしまうというケースはあります。
美容師がお客様に誤って触れてしまうのはどんなケースなのか。
まずはその辺を解説しましょう。
誤って美容師がお客様に触れてしまうケース
仕事をしていてお客様に偶然触れてしまうというケースは極わずかです。
セクハラをされた?と疑心暗鬼になっているあなたのために美容師がお客様に触れるケースを想定してみました。
メモ
- 前髪カットの時、誤っておでこに触れてしまう
- ブローの時誤って手が耳にぶつかってしまう
- シャンプークロス(シャンプー時に着るもの)やカットクロス(カットする時に着るもの)を付ける際首に指が触れる
- 襟足をカットする際首や肩に指が触れる
- 段をつけないカットで誤ってお顔(頬)に指が触れる
- シャンプー時首や耳に触れる
1はほぼありませんが、初心者美容師ならありえるかも知れません。
2もほぼありませんが、誤ってぶつかるケースはあります。ただし耳を撫でるように触ったりすることはあり得ません。
3,4も同様に触れることはありますが撫でまわすように触れるようなことはあり得ません。ただ指が触れてしまうという程度です。
5は実はたまに私もあります。
カラー後のお流し等では首回りにお薬や泡が飛ぶことがあるので念入りに流すことがあります。耳に泡が付いたら指で取り除くこともあります。
耳にカラーの汚れが多くついた場合直接触れずコットンを使うケースも多いでしょう。
では次にセクハラ認定のケースを紹介します。
美容師が触ってくる!これはセクハラ確定
左右の長さを確認しながら胸を触ってくる
ネット上のお悩みを拝見すると「左右の長さを確認しながら胸に触れてきた」というケースをみかけます。
長さを確認する際に誤って触れる場合があります。
まともな男性美容師はそもそも女性のお客様には極力触れないよう細心の注意を払っています。
左右の長さを図る時は尚更です。
美容師ならわかると思いますが、お客様の前に乗り出して長さを図るので女性の胸の位置も当然見下げる形になります。
ですから間違って胸にさわってしまうというのはちょっと考えられません。
誤って胸に触れてしまうなんて10年以上美容師やっていますが一度もありません。
もし男性美容師が万万が一誤って触れたとしたら即平謝りするくらいありえない行為です。
何度も繰り返して胸に触れてきたような場合確信犯的で100%セクハラでしょう。
髪の毛を払いのけるふりをして胸を触ってくる
カットクロスを外す際に肩周りの毛をかるく払いのける時はあります。
しかし「胸」付近の髪の毛を手で払いのけることはありえません。
こんなことをされたらセクハラ確定です。
耳に触れてくる
今年まだ一度も美容院に行けてない。
15年お世話になってた男性美容師を私は信頼してた。でも昨年、性暴力受けて摂食困難でガリガリの姿で行ったら、悩み事?と執拗に聞かれ濁しているとご自分の悩みを語られなぜか私の耳たぶを触り感触が癒されると言われた。
触らないでと言えなかった。— 枝葉 (@darkside202122) September 29, 2022
嫌な美容師さんにいっぱい耳触られた。
美容室怖い。
もう死にたい。— 涙猫 (@namidanecody) November 13, 2018
美容師の仕事で耳に何度も触れてくる、しかも「撫でるように」触れてくる可能性は皆無なのでこれもセクハラ確定です。
「たかが耳」と軽い気持ちで触ったのかも知れませんが「女性の心に一生の傷をつける可能性がある」と世の男性美容師は認識すべきです。
美容師がボディータッチしてくる時の心理
美容師がボディータッチする時の心理について考察してみましょう。
お客様との距離感を縮めようとしている
私は肩のマッサージを行う前にもお客様に確認を取るようにしています。
それだけボディータッチは安易にするべきではないと考えます。
ですが、美容師の中にはお客様との距離感を縮めるために意図的にボディータッチする人がいるかも知れません。
また女性慣れした男性美容師ならセクハラという意図なく肩に手をおくようなこともあるかも知れません。
悪意なく肩に手を置く美容師もいるでしょう。
指名を増やしたい
お客様と親密度を高めて指名を増やすため意図的にボディータッチする美容師もいるかも知れません。
美容師の給与は歩合制がほとんどなのでお客様を増やせば増やすこと報酬が増える仕組みです。
そのためお客様との親密度を高めて指名を増やし減らさないためにボディータッチを意図的に増やしてファン化しようとする可能性はあり得ます。
好意がありボディータッチしている
まだ若い美容師で気になるお客様との距離を詰めたいためにボディータッチする可能性も否定できません。
チャラい美容師でしょう。
私的には信頼できない男ですね。
美容師が行うボディータッチは本来特別なもの
セクハラは「相手が不快」と感じたら「セクハラ」です。
その意味でボディータッチは安易にするべきではないというのが私の立場です。
しかし美容師の中には安易にボディータッチするケースもあるでしょう。
また若い故に深く考えずボディータッチする男性美容師もいるかも知れません。
私は美容師歴10年以上になりますがお客様にボディータッチしたのは1回だけです。
長年通って下さっていたお客様が悩みを打ち明けて涙してしまった時だけです。
女性に触れることはタブーなのですが、どうにかこの方を励ましてあげたい、悩みを理解して共感してあげたい、でも何もしてあげられない、そういう状況でどうにかしてあげたくて思わず手を肩に添えたというケースでした。
相手が男性だろうが、年齢も関係なく同じケースであれば同じことをしてしまうと思います。
それくらいボディータッチをするというのは本来特別なことだと私は思います。
ボディータッチをしてくる美容師は要注意
若い女性ほど、イケメンの男性美容師にボディータッチをされるとドキドキしたり、自分に関心があるのかなとうれしい気持ちを抱くこともあるかも知れません。
しかし本当にそんな男性美容師は信頼できるでしょうか。
先ほどの例のように女性の体に容易に触れてくる男性は「相手を傷つけるかも知れない」という想像力が乏しい男性かも知れません。
本当にあなたのことを大事に思うような相手なら容易に手などだしてこないのです。
冷静に男性を見極めて傷つかず、良い男性を見つけてくださいね。