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美容師辞めたいとき

【美容師アシスタント辞めるタイミング】嫌いなら今すぐ辞めるべき理由

アベ

小学4年生の息子と妻をこよなく愛する中年ブロガー45歳【美容師・管理美容師】ワンオペ美容室を経営。前職はリーマン。就職支援業務の企画・運営経験あり【ブログのコンセプト】美容師がより豊かになるための情報提供&美容に関する正しい情報を発信し「素敵になる」ことのお手伝いをする。

こんにちは美容師あべです。

悩んでいる女性
美容師アシスタント辞めるタイミングに迷っている。今すぐ辞めるべきなのかカットがができるようになるまで頑張るべきなのか。1か月足らずで辞めるのはありなのかな

こんな疑問にお答えします。

【美容師アシスタント辞めるタイミング】嫌いなら今すぐ辞めるべき理由

美容師アシスタントを辞めるタイミング

法的には2週間前に申し入れれば退職可

期間の定めの無い雇用契約の場合基本的に2週間前までに退職を申し入れれば辞めることが可能です。

民法627条に以下のような規定が定められているからです。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

WIKIBOOKS より

美容学校を卒業後美容室に就職した場合ほとんどが期間の定めの無い契約です。(いわゆる正社員)

美容師アベ
ただし就業規則で1か月前としている場合も多い。あくまで民法が優先されますが円満に退職するなら相談の上決定しましょう

1年目・例えば半年でも辞めるのはあり

美容師アシスタントを1年目、例えば半年で辞めるのは誰しも躊躇するものです。

ですが「半年」でも辞めるのはありです。

ただし転職する際面接官から「なぜ半年で辞めたのか」聞かれます。

それを説得することが必要です。

半年で辞めたいとしても「柔軟性・バイタリティ」などアピールポイントはあります。

半年で辞めるか悩んでいる場合【美容師半年で辞めるのもあり】リスクを把握して決断しようも参考にしてください。

美容師を辞めるのはもったいないからとりあえずスタイストまで続けるべきか

目標が無いならスタイリストになるまで我慢するのは無意味です。

例えば転職先で美容師スタイリストの肩書きを武器にしたいなら続ける意味があります。

美容師アベ
例えばウィッグ専門店でカウンセリングを行いたいなど

ただしスタイリストデビューまでこぎ付けたとしても新たなスタートラインに立つだけです。

ジュニアスタイリストは「お客様の要望通りに切れる技術」が完成した程度ですよね。

そこからお客様にリピートしてもらえるようなレベルに達するまでにはさらに多くの経験と時間が必要です。

スタイリストを本当の武器として転職するにはスタイリスト経験が最低でも2~3年は必要でしょう。

ですから安易にスタイリストになるまで頑張るのではなく本当にそれが必要かよく考えてみましょう。

キャリアプランから考える美容師アシスタントを辞めるタイミング

美容師を辞めるのはもったいないとよく言われます。

美容師は手に職だから一生働けると思われているからです。

【美容師辞めるのはもったいないのか?】経験を無駄にしないことが大事でまとめた通り美容師を辞めるのはもったいないとは言えません。

私は「美容師アシスタントの仕事が嫌いなら辞めるベストなタイミングは今」だと考えます。

美容師アベ
なんとなく続けてもメリットが少ないからです!

30代や40代までなんとなく続けても将来積むから「今」辞めるべき

美容師の常用雇用者(正社員)(経営者は除く)の男女別年齢構成を調べた統計です。

平成17年 厚生労働省美容業の 結果の概要 常時雇用者の性別年齢より引用

 

男性の美容師の7割近くは20代であることが分かりますね。

30代となると正社員として雇用されている男性美容師は約18%くらいに減ります。

40代以上となると10%以下なので10人のサロンで1人いるかどうかというレベルになります。

美容師アベ
30代で独立開業や転職する人が大半!定年まで雇われ美容師は現実的に厳しいということ

女性美容師の場合は30代までは被雇用者として働く美容師は比較的多いものの、40代になると10人に1人程度になります。

結婚や出産後に復帰する美容師が少ないのが現実です。

美容師アベ
美容師が好きならともかく「嫌い」でなんとなく続けても結婚・出産後に転職に迫られるでしょう

とりあえず続けても年収が向上する訳ではないから「今」辞めるべき

美容師の年収と他業界との比較をご覧ください。

「令和元年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)によると、美容師の平均月収は、男性で29万4000円、年間ボーナスなどは5万2800円。女性の場合、平均月収は23万8000円、年間ボーナスが5万1700円という結果でした。収入の男女差は、男性のほうが高いものの、統計データにおける平均年齢が、男性のほうが女性より2.1歳高いことも関係しているでしょう。日本の給与所得者の平均給与は年441万円であるため、美容師の給与は決して恵まれているとは言えませんが、自身の月の売り上げに対してのインセンティブや自分のお店をもち経営者になることまで考えるのであれば生涯年収は高くなる見込みもあります。

スタディサプリ美容師の?気になる年収・給料・収入より引用

このデータから分かるように日本の給与所得者の平均給与が年441万円なのに対し男性美容師の平均年収は単純計算で353万弱(294000×12)なので相対的に低いことは明らかです。

次に30歳前半に絞った数字です。

美容以外の他業種を含めた全業種の平均年収

年収比較全業種(前期/後期)美容師
30代前半の数値男性461万円/517万円317万円
30代前半の数値女性315万円/313万円284万円

 

全業種は平成29年の国税庁「民間給与実態統計調査」

美容師は平成29年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

より抜粋

30歳になっても相対的に給与水準が低いのは否めません。

もちろん努力によって改善することは可能です。

しかし美容師アシスタントが嫌いな状態では難しいでしょう。

美容師アベ
美容師アシスタントの仕事が嫌いなら将来給与を上げるのも厳しい。長く働ける仕事でもない。だから嫌いなら今辞めるべきです

ただし無計画に辞めるのではなく転職を視野にいれてから辞めましょう。

美容師を辞めたい時の判断基準や注意点をまとめた記事です。

美容師ブラック過ぎ!辞めたくなった理由&美容歴20年の私はこうして乗り越えてきた

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参考にしてください。

 

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小学4年生の息子と妻をこよなく愛する中年ブロガー45歳【美容師・管理美容師】ワンオペ美容室を経営。前職はリーマン。就職支援業務の企画・運営経験あり【ブログのコンセプト】美容師がより豊かになるための情報提供&美容に関する正しい情報を発信し「素敵になる」ことのお手伝いをする。

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