こんにちは美容師アベです。
アシスタント時代は腰痛との闘いですよね。
私も同様に辛い時期がありました。
ですが、結果的に腰痛を乗り越え、負担の少ない姿勢を覚えるにつれて、腰痛にならなくなりました。
この記事では腰痛が辛い時の対策、姿勢等も含めてアドバイスしましたので最後まで読んでみて下さいね。
腰痛の原因は姿勢にあり
私もアシスタント時代腰痛には悩まされました。
1年目仕事に慣れていない時期が特に酷かったです。
私のサロンは全てサイドシャンプーです。
腰をひねるような姿勢になってしまうのでどうしても腰痛を発症しがち・・・。
しかし経験を積むに従って無理のない姿勢を体が覚えていきます。
それとともに苦痛も感じなくなるようになりました。
今は1人美容院で全てを1人でこなしていますが酷い腰痛に悩まされることもなくなりました。
アシスタント時代、無理な姿勢で洗い物をしている時にぎっくり腰になったことも。
このように腰痛になる原因の多くは無理な姿勢にあります。
特にアシスタントの場合シャンプー中、腰への負担が大きいのが主たる原因でしょう。
これまでの経験をもとに腰痛に効果的な対策をまとめましたので参考にしてください。
美容師を辞める前に試してみたい腰痛対策4選
腰ベルト
腰痛が辛いとき特に効果的なのが腰ベルトです。
コルセットを使っていた時もあったのですが腹部まで圧迫されるので仕事がとてもしづらいです。
しかもコルセットはシルエットにも表れやすいのでかっこ悪いですよね。
私は整骨院に通っていたのですがそこで紹介されたのが腰ベルトです。
骨盤を固定するように巻くベルト。
これをたった一枚まくだけで嘘のように腰痛を和らげてくれます。
アシスタント時代はずーっとお世話になった商品です。
姿勢を再確認する
シャンプー中の姿勢と腰痛は密接に関係しています。
私も過去に経験していますが一生懸命シャンプーしようとすればするほど上半身が前のめりになり前傾姿勢になりがちです。
前のめりになると、上半身の重さを腰一点て支えることになるので負担が大きくなります。
まずは背筋を伸ばすことを心がけるのが大事です。
サイドシャンプーのチェックポイントは以下の通りです。
チェックポイント
- シャンプー台に体をピッタリとつけて体重をややシャンプー台に乗せ気味にする
- シャンプー台と骨盤が接触している部分の真上に重心がくるよう姿勢を伸ばす
- 一生懸命になっていると、上半身が前傾してお客様のお顔にかぶさるように傾きがちだから注意する
お客様の襟足をあげる時はできるだけ前傾にならず、腕と腰を伸ばして体全体で支えるよう意識するのポイントです。
肘があまり曲がらないように注意しましょう。
スタイリストはシザーケースNG
シザーケースはさほど重いものではないのですが日々の積み重ねが慢性的な腰痛を引き起こします。
シザーケースををつけたままシャンプーに入ると負担の大きさが分かります。
シザーケースは腰に回さずワゴンにおいて仕事をするだけで負担は違います。
円皮鍼(えんぴしん)
私がぎっくり腰になってどうしようも無かった時に効いたのは針治療でした。
これは個人差があるのでなんとも言えませんが即効性があるので気になる方は試してみるのもありかも知れません。
ただし美容師はお休みも少なく接骨院・整体院に通う時間が無い人もいるかも知れません。
そこで気軽に針治療を試したいなら円皮鍼(えんぴしん)と呼ばれるものがあります。
痛みはほとんど感じず「磁気テープ」のように貼ったまま3日くらいは放置できます。
シップのように匂いもしませんので、つけているのも気づかれません。
私は腰痛は最近感じないのですが肩こりが辛い時にもお世話になっています。
それでも美容師を辞めたいなら
これまで紹介した腰痛対策を行うことで負担が軽減されるなら良いのですが、椎間板ヘルニアと診断されたり、腰痛が辛すぎてもう続けられないという方もいるでしょう。
その場合は腰への負担が少ない異業種へ転職するのもありでしょう。
美容師から異業種へ転職