美容師辞めたいけど言えない【美容院経営者が教える上手な伝え方】

こんにちは美容師阿部です。

悩む女性
本当にもう限界・・・。美容師辞めたい。

けど「辞めます」って言い出せない。

スムーズな伝え方を知りたい。

こんな疑問にお答えします。

この記事を書いている私ですが美容院経営者で、美容師になるまでは2度の転職経験もあります。

ケース毎にベストな伝え方を解説していきますね。

美容師辞めたいけど言えない【美容院経営者が教える上手な伝え方】

美容師は労働環境も苛酷ですよね。

仕事で辛いことも多く辞めたいと悩む人も少なくありません。

世の中にはたくさんの職業があります。

美容師にこだわることなく色々な仕事を体験することは悪いことではありません。

ですが「辞めたい」と伝えるのは勇気がいるものですよね。

また美容業界特有の「辞められない理由」がよりそれを難しくしています。

ケース毎にベストな伝え方を解説しますので参考にして下さい。

美容師を辞めると言い出しにくい業界特有の理由

人手不足で辞めたいけど言い出せない

美容業界は慢性的な人手不足です。

私のサロンでも求人を出した経験があるので人手不足の深刻さは身にしみて分かります。

「お店が忙しいから自分が辞めたら会社に迷惑がかかるのではないか」と言い出せない場合があります。

確かにギリギリで回っているサロンの場合1人辞めることは経営上深刻な場合も充分にありえます。

ですがあくまであなたに伝えたいのは【経営者はあなたが辞めた時のリスクについてあらかじめ備えておく必要がある】ということです。

現実としてリスクに備えるのは困難ですが「あなたが辞めたことで経営に影響が出たとしてもそれは経営者の責任」でありあなたを批判するのはお門違いです。

あなたにはあなたの人生がありますしあなたの自由を奪うことは許されません

民法627条に以下のような規定が定められています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

WIKIBOOKS より

このように○年○月までという期間を定めていない雇用契約の場合2週間前までに退職を申し入れれば辞めることが可能です。

法的には2週間前に伝えれば問題ありません。

もし

  1. これまでお世話になった
  2. 育ててもらった

と恩を感じているならあなたの人生を犠牲にしない範囲内で交渉しましょう。

お世話になった上司や先輩を裏切ることになると悩む気持ちは分かりますし素晴らしいと思います。

ですががあなたの人生はあなた自身のものです。

正直な自分の気持ちを伝えるのが一番です。

パワハラが怖くて退職を言い出せない

美容師は技術職であるがゆえに【技術を指導する側と受ける側】で強い上下関係が築かれます。

その業界特有の構造が時に行き過ぎたパワハラを生み出してしまいます。

パワハラが横行すると退職の意思を伝えるのも怖い・言い出せないという環境に陥ってしまいます。

また仮に辞めたいと伝えたところで強い上下関係があるため聞き入れてもらえないというケースもあります。


 


私が聞いた話では辞表を提出したら「1年後ね」と辞表を奪われ退職の意思すら取り合ってもらえない美容師アシスタントさんも居ました。

本来アシスタントが辞めたいと悩んでいたら話しを聞き解決策を一緒に考えてあげなくてはいけません。

取り合わなければアシスタントの仕事の質は当然低下するし結果顧客満足だって低下してしまいます。

従業員を大事にしない会社はかならず衰退するし、そんな会社にいてもあなたは成長できません。

パワハラで辞めたいけど辞められない・言い出せない場合は退職代行等のサービスを使い権利を主張するのがベストです。

顧客を裏切りたくないため辞めにくい

お客様は基本的に「人(美容師)」につきますよね。

美容師の勤務先が変わればその美容師さんをおっかけてサロンを変えるお客様もいらっしゃるほどです。

お客様と密接な人間関係が築かれるともはやお客様以上の存在になります。

例えば病気をすれば心配になりますし私生活でお悩みがあれば出来る範囲でお力になりたいと思ったり。

お客様というより友人に近い感覚になってきます。

よりお客様から支持されている美容師ほどお客様を大事に思い退職することを言い出せないこともあるでしょう。

美容師は辞めたいけど次の仕事のイメージが思い浮かばない

次の仕事のイメージが浮かばないため辞めたいけど伝えられない美容師も多いでしょう。

美容師は専門職です。

つぶしが利かないと思われがちですが実はそうではありません。

仕事には共通するスキルがあります。

例えば

  • コミュニケーションスキル
  • 営業スキル

です。

営業スキルなんて無いと思われるかも知れませんが「店販商品の販売」も営業スキルの一つです。

実際成績が芳しくなくとも「どのように工夫したのか」「お客様にどのように喜んでもらおうと努力したのか」はどんな仕事にも共通するスキルです。

これらをアピールすることで色々な職業に挑戦することも可能です。

イメージがつかない場合は先輩がどのような転職を果たしたのか参考にするのもいいでしょう。

以下では10人の美容師さんの転職事例を紹介しているので参考にしてみて下さい。

美容師辞めたいけど不安【10人の転職成功者にインタビューしてみました】

経営者に引き止められにくい退職理由

退職理由によっては引き止められやすくなります。

以下の記事では退職理由の伝え方なども解説しているので参考にして下さい。

【注意】美容師辞めたい⇒即退職はリスク大!理由別アドバイス10選

美容師を辞めたい時の言い方&タイミング

美容師を辞めたい場合常識的には退職を希望する1ヶ月前までに上司に面談のアポをとるのが理想です。

その会社の就業規則(会社によって決まっています)によっては【○ヶ月前までに申しいれる】などと規定している場合もあるのでよく確認しましょう。

では実際の流れについて解説します。

  1. 退職希望日を記載した「退職願」を作成します
  2. 直属の上司に面談のアポを取ります
  3. 面談で「退職願」を提出し退職理由を伝えます
  4. 退職の承認を得たら退職日を決めます(交渉)
  5. 退職届を提出します

退職願とは

【退職願】とはあなたの希望する退職希望日を記載したもので「退職の意思=労働契約の解除を申し入れる」ために重要なものです。

退職の意思表示は口頭でも有効です。

ですが先ほど紹介した民法の規定「退職の申し入れから2週間」の根拠となるのが退職願です。

退職の意思表示をした根拠となるため可能なら作成しましょう。

退職届

退職届は退職日が確定した後に提出するものです。

会社によっては決まった書式がある場合があるのでその場合従いましょう。

退職願・退職届の書き方

雛形を作成したのでこれの通りに作成すれば問題ありません。

退職願と退職届の書き方雛形

注意点は退職願は希望する退職日を記入することです。

退職届は退職日が決まってから提出するものなので上司と相談して決めた退職日を記入すればOKです。

それぞれ提出日の日付と印鑑もお忘れなく。

退職日の交渉術

理想的な退職時期の決め方は

  • サロンにとって影響が最小限のタイミング
  • あなたにとって気持ちよくリスタートが切れるタイミング

で調整することです。

ですが最初に触れたように「あなたが会社の犠牲になる必要」はありませんし「あなたの人生を無駄に浪費する必要」もありません。

あくまであなたが気持ちよくリスタートをきるために譲歩できる日程を検討しましょう。

もしあなたの限界があと2ヶ月ならそれより短い1ヵ月後に辞めたいと伝えましょう。

それでまとまらない場合「では2週間伸ばして1ヵ月半後の○月○日に退職させて下さい」とあなたから譲歩します。

人は「何かしてもらったら相手にお返ししてあげないと」という心理(返報性の原理)が働くので同意を得られやすくなります。

美容師辞めたいけど言えない場合の対処法

これまで紹介したような手続きを行えば法的にも問題なく退職することが可能です。

ですがどうしても言えないという方もいらっしゃるはずです。

また伝えても聞き入れてもらえるか不安な人もいるでしょう。

もしなたが精神的・身体的に限界で追い詰められている・今すぐ退職したい!けど言い出せないという場合は退職代行を利用しましょう。

【もう限界!】退職代行で美容師辞めたい⇒使うのはあり?なし?【現役美容室経営者がアドバイス】

退職代行を使えば今すぐストレスから解放されますしすぐリスタートが切れます。

【もう限界!】退職代行で美容師辞めたい⇒使うのはあり?なし?【現役美容室経営者がアドバイス】

2021年6月7日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA