こんにちは美容師アベです。
今回は美容師から事務職に転職したい人向けのアドバイスです。
私は美容師になる前は学校関係の事務&営業を経験しました。
就職の難易度を含めて「事務職」に転職する時のポイントを紹介します。
【美容師から事務職】転職を成功させるポイント
事務能力はあって当たり前
事務職は人気が高い職種です。
人気が高い職業=倍率が高い職業です。
仮に事務未経験者歓迎という求人でも「職務能力に長けた応募者」がいれば厳しい競争になります。
中途で従業員を採用する企業は基本的に「即戦力」を求めていますので厳しいようですが競争で勝ち抜くためには「事務能力」はあって当たり前です。
未経験でも最低限のパソコンスキルは必須ですから美容師の仕事をしながらできることから始めましょう。
美容師から事務職への転職を有利にする資格
事務職に転職を希望するなら最低限の事務能力(パソコンスキル)を証明できる資格を取得しましょう。
事務職に転職する際有利になる資格を紹介していきます。
医療事務
医療機関の受付や会計、レセプト(診療報酬明細書)作成業務に関する専門的知識を問う資格です。
医療事務の仕事は資格が無くても勤めることは可能です。
しかし美容師から事務職に転職する場合「未経験者」ですから「最低限の専門的知識がある」ことを証明するのに役立ちます。
資格の有無が就職に直結する訳ではありませんが医療機関で勤めたいのであれば選考でふるい落とされないためにも最低限取得しておくべきしょう。
※医療事務以外にも「介護事務」「歯科医療事務」などの資格もあります。医療・介護業界の資格を学びたい場合医療・介護・癒しに関する資格講座情報・資料請求サイト「シカトル」が便利です。希望する資格を選択するとお住まいの地域のスクールに無料で一括資料請求できます。価格を比較しやすいし受講期間、通いやすさ(通信含む)から選択できます。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOSはパソコンスキルを客観的に証明できる資格です。
ワード、エクセルなど希望するアプリーケーション毎に試験を受けることが可能です。
面接でパソコン操作は得意ですと伝えたところで説得力が無いですよね。
事務職に必須の「ワード」「エクセル」両方の認定を受ければ採用する側もある程度スキルを推し量れるので転職で優位に働くでしょう。
事務職に転職するには業界・企業を問わず役立つ資格です。
MOS資格は独学可能です。
ただしパソコンとアプリケーションが必要です。
※アプリケーションとは? エクセル・ワード・パワーポイント等のソフトのことです。エクセルを受講するならパソコンにエクセルがインストールされている必要があります。※アプリケーションのバージョンはテキスト購入前に確認が必要です。
出題範囲をカバーし模擬試験まで受講可能なFOM出版がおすすめのテキストです。お持ちのパソコンとアプリバージョンを確認の上購入を検討しましょう。
日商簿記
日商簿記は3級、2級、1級とあります。
簿記とはお金の流れを仕訳によって記録するものです。
私は日商簿記2級まで取得していますが3級は比較的容易に取得できる資格です。
[box class="green_box" title="簿記の紹介"]
簿記の基本は仕訳です。【資産の増加&費用の発生が借方(左側)】【負債の増加・収益の発生が貸方(右側)】というルールがあります。
例)3万円の売り上げを現金で受け取った場合の仕訳
現金30000/売上30000
こういった問題がたくさん出題され仕訳を記述したり帳簿を計算するような試験です。[/st-mybox]
簿記3級程度は独学で取得可能です。
私は2級まで独学で取得しました。
おすすめのテキストは初心者でも分かりやすい「とおるテキスト」です。
仕訳の基礎から丁寧に解説されているので初心者でも理解しやすかったです。
「とおるテキスト」で基本を学び「とおるトレーニング」で予想問題集に取り組む方法が試験対策では必須でしょう。

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【成功例】美容師から事務職に転職した体験談をインタビュー【面接・書類のアドバイスあり】
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美容師の強みをアピール
「パソコンスキル・事務処理能力」のみで採用される訳ではありません。
例えば営業事務は事務処理能力以外にも顧客とのやりとりが求められます。
一般事務でも電話応対や円滑に仕事を進められる人物かも評価されるはずです。
美容師で接客を経験してきたからこそアピールできる能力がコミュニケーション能力です。
資格で事務処理能力を研鑽していることを示しながら美容師として培ってきた能力をPRすることがポイントです。
最後に美容師から事務職に転職する際の自己PRや志望動機についてまとめましょう。
美容師から事務職に転職するための自己PRと志望動機のアピール法
以前紹介した元美容師の転職先インタビューで一般事務に転職したIさんの自己PRを紹介しましょう。
「美容師業界の知識・経験、接客を通して培ったコミュニケーション力を活かして電話対応や資料作成などの業務を速やかに習得し、事務の業務を通して貴社の成長をサポートしていきたいと考えています。」
ポイントは「美容師業界で培ったコミュニケーション力」を活かしてPRする点です。
自己PR&志望動機の例文や具体的な作り方はこの記事で紹介しています。
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【美容師から転職したい】自己PR&志望動機の作り方【元美容師8人の実例あり】
美容師から事務職に転職するならフミダス美容に相談するのもあり
フミダス美容とは美容師専門の転職エージェントです。
転職エージェントとは「職業紹介サービス」のこと。
アドバイザーがあなたのこれまでの美容師の経歴を活かした転職先を紹介してくれます。
企業別に書類作成から面接指導まで全て無料で利用できるので「民間のハローワーク」みたいなものですね。
フミダス美容最大の特徴は、元美容師がアドバイザーである点。
元美容師だからあなたの強みを最大限に引き出すアドバイスが期待できます。
フミダス美容登録者の4割が事務職に転職を果たしていますので、事務職に本気で転職を狙うなら相談も視野にいれてみると良いかもしれませんよ。
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【元美容師が担当する転職エージェント】フミダス美容の実態を調査【インタビューあり】
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