こんにちは美容師アベです。
今回は美容師から異業種に転職する際の職務経歴書の書き方を見本とともに解説します。
まずは職務経歴書の目的を簡単に抑えておきましょう。
職務経歴書の目的
履歴書の目的は応募者のプロフィールを企業に伝える書類です。
職務経歴書は「応募者がどんな仕事に携わりどんなスキルを身に付けたか・そのスキルをどう活かせるか」をPRするための書類です。
目的が違うので職歴が1年未満でも作成するべきです。
職務経歴書の作り方
職務経歴書の書き方・作り方を詳しく解説していきますね。
手書き・パソコンどちらでも良い
手書きでもパソコンでもどちらでも構いません。
パソコンだからNGという訳ではないのでパソコンで作成した方が効率的でしょう。
サイズはA4サイズを推奨
多くの企業の書類フォーマットはA4サイズです。A4サイズ2枚でA3サイズです。
職務経歴書はA4サイズ1枚、または2枚程度に納めます。
A4サイズで2枚になる場合2枚並べてコピーしA3サイズ1枚で用意すると良いでしょう。
職務経歴書の選び方
決まったフォーマットはありませんので自作して構いません。
職務経歴書の一般的な様式は3種類あります。
- 時系列で職歴を記入する方法(編年体式)
- 直近から振り返るように記入する方式(逆編年体式)
- 職務能力別に記入する方式(キャリア式)
です。
一般的には履歴書と同じ様式の「編年体式」で問題ありません。
(例)美容師から異業種に転職する際の職務経歴書(編年体式)
ではポイントを解説してきましょう。
職務経歴概要
人事担当者は複数の書類を短時間で目を通す可能性も考えられます。
そのため【職務経歴概要】(または【職務経歴要約】)をつけると読みの理解が深まります。
その際どのようなスキルを身に付けたか軽くPRしても良いでしょう。
職務経歴
勤めた会社が複数ある場合見出しよって区切ったり表にするなど工夫しましょう。
特に事務職を目指す場合はパソコンスキルの裏付けになりますので力を入れましょう。
業務内容で重要なのは「希望する職種」の裏付けとなる職種をしっかりと記入することです。
例えば
- 事務職希望の場合⇒受付・電話応対など事務スキルをPRできる業務
- 営業職希望の場合⇒社内キャンペーンの立案・店販の実績
退職理由&転職理由
退職理由が仮に「ブラックだから」だとしてもそのまま記載してはいけません。
面接でもNGです。
転職先に伝える転職理由は前向きなストリートで作り上げます。
キャリアップのためなどが望ましいです。
詳細は【美容師から転職する理由】面接受けがいいのはポジティブさ【悪口NG】で解説しています。
美容師を辞める際の「今お勤めの会社への退職理由」は「一身上の都合」で構いません。
貴社で活かせる経験・知識・技術
美容師から異業種へ転職を狙う場合は「一貫性のあるストーリー」でまとめます。
参考
スタイリスト職では、お客様の希望をヒアリングし提案するコミュニケーション力と提案力を身に付けました。この経験を営業職に活かします。
大事なのは「口だけ」にならないことです。面接でこの書類を見た採用担当者は
- コミュニケーションをとる際にどのような点に配慮しましたか?
- 提案する際にどんな点に気を付けましたか?
等と質問をするはずです。自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。
資格
希望する職種につくための努力を形に表せるのが資格です。仕事を辞める前に今すぐできることはたくさんあるので転職に向けて動きだしましょう。
美容師から事務職へやるべきことをさらに詳しく
自己PR
履歴書の記入欄が【志望動機・自己PR】の場合志望動機メインで記入し、職務経歴書には自己PR中心にまとめても良いでしょう。
異業種への転職を目指す場合は「ウィークポイント」をカバーすることが重要です。
未経験であれば転職するために職業訓練を受けたり資格を取得していることをPRします。
注意ポイント
※今回私が作成した職務経歴書は一貫性がありません。色々な職種を狙う方の参考になるように「事務職」「営業職」「IT職」などを意識して作りました。
例えば事務職希望の方は「企画提案力のPRは不要」ですし自己PRも変える必要がありますね。
あなたの職歴を洗い出してこのひな形を参考に一貫性のある職務経歴書を作成してください。
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