私は一人美容院を経営している現役美容師です。
私の美容院にも「別の美容院でカットしたけど気に入らないから直して欲しい」というお客様がごくまれにいらっしゃいます。
そんなお客さんを美容師はどう感じるのか、本音でお話します。
また、別の美容院で満足いく仕上がりにカットしてもらうために大切なこともまとめました。
是非最後まで読んでみてくださいね!
別の美容院でカットした髪型のやり直しを頼まれた時の美容師の本音
私のお店でも「カットしたばかりなんですけど・・・」とやり直しのお客さんがたまにいらっしゃいます。
私の経験上よくある不満はこんな点です。
- 短くしてといくらお願いしても「あなたは長いほうが似合うから切らないほうがいい」と言われカットしてくれなかった
- 右側だけはねて手に負えない
- 襟足が重くてすぐに気になってくる
- ボリュームがでない
- ボリュームが出すぎる
ご来店したときに「ここが変だな」「ここが気になっているのか」と私は経験上ぱっと見でわかります。
ですので、仕上がりに不満があるなら別の美容院でお直ししてもらうのは全く問題ありません。
「他のお店にいくなんてひどいお客だ!」なんて思わないし「むしろ、新しいお客さんを増やすチャンス」と前向きに捉える美容師のほうが多いと思いますよ。

カットのやり直しを別の美容院にお願いする際の注意点
一度失敗すると「また気にいならなかったらどうしよう」なんて不安ありますよね。
そこで現役美容師の私が「カットのやり直し」を別の美容院でお願いする際の注意点をまとめました!
「やり直しを頼まれた美容師」が「こういうお客さんだとやり直ししやすい!助かる」という点でまとめたので是非参考にしてください。
気に入らない点を客観的に伝えましょう
直す側として「ここを直して欲しい」と伝えてもらったほうが手っ取り早いです。
例を挙げてみましょう!
(例)やり直しポイントの伝え方
- 左右の長さが違うようなので短い方に合わせたいんです。
- 襟足が長くて気になるので、生え際が出ない程度ギリギリにカットしてもらいたいです。
- 髪型は気に入っているのですが、長すぎるので、この形で、全体を3㎝くらいつめてもらいたいんです。
- 右側の髪の毛がはねてどうしようもないんですが、どのようにすればまとまりやすくなるでしょうか?
- 襟足部分が重すぎて気になるんです。
- 長さはいいのですが、乾かすのに時間がかかり過ぎるのでもっと軽くしてほしい(すいてほしい)んです。
- 梳かれすぎて毛先がペラペラになったので厚みを整えたいんです。
- もっとすっきり見えるシルエットにしたいんです。
- もっとボリュームがでるシルエットにしたいんです。
- 薄い部分が目立たないようにしたいんです。
- 頭頂部をふんわりとさせたいんです。

短くカットされてしまい整えたい場合や、襟足の頼み方については以下の記事も参考にしてください。
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【美容室経営者が教える】美容院で整えるだけの頼み方【注意点あり】
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【美容院で襟足どう頼めばいいの?】現役美容師がアドバイス
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言葉で伝えるのが難しい時はスマホで写真を保存して
先ほどの例で「もっとすっきり見えるシルエットにしたいんです」と伝えられれば私なら写真を検索してお客様の希望を明確化します。
ですが、そういう美容師ばかりではないので「あなたの理想像をスマホで検索して保存しておく」ことをおすすめします。
美容院に行ったら「こういう髪型にしたいんです」と見せるとよいです。
私が、仕事をしていてよくあるのが「正面からの写真」しかないケースです。
「後ろ側はこんな感じが理想です」と伝えるとなおよいです。
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【美容院でのオーダーのコツ】困ってしまうオーダーも紹介
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前の美容師(美容院)の悪口は控えましょう
いうまでもないですが、同じ美容師の悪口を聞くのはあまり良い気はしませんよね。
もし悪口をいうお客さんがくれば「うちのお店で気に入らないことがあれば、同じように他店で悪口言うんだろなぁ」と私は思いますし、そういうタイプは嫌いです。
そう思われるのはお客さんにとってもデメリットしかないですよね。
NGなことも伝えると尚良し!
希望以外に「これだけは嫌」という点も伝えるのもおすすめです。
事前に伝えておくことで失敗をさけることができますよ。
これだけは嫌と伝えるポイント(例)
- 前髪はカットしてほしくないんです
- 段をこれ以上つけないで欲しいんです
- 梳かないで(削がないで)欲しいんです
こういった点を伝えることで失敗を避けやすくなりますよ。
今後カットのやり直しを避けるために注意すること
これまでカットのやり直しの頼み方を中心にまとめてきました。
でも一番大事なのは「一度で満足いく仕上がりにしてもらうこと」ですよね。
もちろん、美容師の技術や美容師との相性もあるでしょう。
ですが、お客さん側にも注意してもらいたい点があります。
最後にご紹介しますので、今後の参考にしてください。
要望は最初に伝える(最後に直してはNG)
お客さんに知っていてもらいことが1つあります。
それは「カットは全てつながっている」ということです。
例えば襟足から、頭頂部まで髪の毛を引き出すとなだらかにつながっているんです。
これが「まとまりが良いカットの条件」です。
補足
ただしわざと1㎝・2㎝長さをあえてづらして切る「ディスコネクションカット」という手法もあります
ですからカットの最後に「やっぱりもっと短くしてくれ」と言われると非常に困ります。
アウトラインを再度切ると全てやり直しになるからです。
そういった場合、私なら説明した上で今回限りのお直しとし、次回からはできません(今後は最初に行ってください)とお断りをいれています。

もしアウトラインが長いと感じたら、最初の段階で、美容師に伝えてあげて下さい。
美容師が気にいっているなら同じお店に頼むのもあり
これまで何回か同じ美容師に担当してもらっており、今後も通いたい・今回に限って気に入らなかったというケースなら、同じ美容師にやり直しを頼むのもありでしょう。
そんなときは「上手に希望が伝えられなくて何回もすみません」というスタンスでいくことをおすすめします。
そうすれば、美容師側も嫌な気はしないと思いますし、丁寧にカウンセリングしてくれると思いますよ。
カットのやり直しはお店によって期間を定めていると思いますが長く空かない方が印象は良いです。
可能ならすぐに連絡を入れて1週間以内の再来店を取り付けましょう。
参考にしてくださいね。