こんにちは美容師アベです。
今回はこんな疑問にお答えします。
【美容師アシスタントが使えない】と思ったら即終了の訳
イライラの溜飲をさげよう
美容師アシスタントが使えないと常日頃からイライラしている場合まずイライラの溜飲をさげましょう。
アシスタントが思うように動いてくれないと
- 今やることはそれじゃないんだよな。
- 言わないと何で気づかないのかな。
なんて思うこともありますよね。
- (私なら)今求められているコッチをやるのになんで分からないかなぁ。
- (私なら)言われなくても気づいて動けるのに、なんで分からないかなぁ。
と自分と比較しがち。
まず第一にあなたの分身なんてどこにも居ないと認めましょう。
しかも先輩のあなたはアシスタントより美容師経験が豊富なはずです。
そんなあなた自身と同レベルの仕事を求めるのはナンセンスです。
使えないという考えは責任を放棄している表れ
「アシスタントが使えない」という考え方はアシスタントに責任を転嫁し、教育する責任を放棄している表れです。
- あいつは使えない⇒使えない理由は何?⇒教育が悪い
あいつは出来ないやつだからと言ったところで何も現状は変わりません。
極論かも知れませんがアシスタントが使えないとお悩みなら【使えない理由は教育が出来ていない】と認めなければ何も変化しません。
ただイライラする日常をこれからも続けるだけです。
あなたにとってもアシスタントにとっても不幸なことです。
認めることからスタートしないと何も変わりません。
アシスタントを使う訳
私は今1人で経営していますが以前はアシスタントを雇っていた時期もありました。
正直アシスタントを使うより全て自分でやった方が確実です。
雇われている美容師さんには実感がわかないかも知れませんが、私の場合売上と生活が直結しています。
売上が下がれば生活が出来なくなりますし支払いが滞る心配だってあります。
だからこそお1人お1人に対して出来る限り最善の仕事を心がけています。
そういう状況で美容師アシスタントと仕事を共同することはとてもリスクがあります。
では何故アシスタントを雇うのか。
アシスタントと共同する訳
アシスタントを雇うのは育てるためです。
この目的がなければ仕事を任せる意味がありません。
アシスタントの能力を把握し仕事を任せながら管理&経験をつませることで育てる。
これが将来の売上につながるからこそ仕事を任せるのです。
アシスタントを使う⇒育てるという意識変換が必要
使うのではなく育てる=学ばせる
アシスタントの中には掃除や洗濯にうんざりする人も多いでしょう。
ですが掃除はお客様が快適に過ごすためにはとても大事なことですよね。
洗濯も美容の仕事にとっては不可欠な仕事です。
日常行っている「洗濯・掃除」が美容院にとってどんな意味があるのか教えることが教育です。
ただ使いパシリでやらせるのではなく仕事に意味を与えてあげることはとても大事です。
他人はコントロールできない
誰しも自分の行動をコントロールされることには抵抗があります。
ですがどうしても他人の行動・言動をコントロールしたいという欲求に駆られます。
- アシスタントを自分の思うように動かしたい
そんなの無理です。
相手も人間だからです。
他人はコントロールできないというスタート地点に立ちましょう。
考えさせる・相手にゆだねる
自ら動けないのは「考えるクセが無い」からです。
私も実感していますが「考える能力」にはとても個人差があると思います。
指示だけ与えていると指示待ちの人間になってしまいます。
指示を与えるだけではなく「どうしたらいいと思う?」と本人に考えさせることがとても大事です。
アシスタントの人生を背負っている
あなたがどうアシスタントに関わるかによって美容師人生が変わることもありえますよね。
その子にも親がいて成長を祈り応援しているはずです。
アシスタントに関わるということはその子の人生に関わると言っても過言じゃないと思うんです。
もしアシスタントが大事な人だとしたら使えないなんて思わず解決策を一緒に考えてあげますよね。
寄り添って成長を応援してあげることで将来あなたを応援してくれるビジネスパートナーに成長してくれるかも知れません。
教育することはとても大変で忍耐がいる仕事です。
ですが教育する側も成長する学びの機会です。
大変だと思いますが応援しています。